崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

教会と神社

2017年10月07日 05時23分53秒 | 日記

 昨日はキリスト教会と神社に足を運んだ。韓国からキリスト教聖潔教団の総務と日本向けの宣教牧師が来られたのでお迎えするために下関教会へ行った。周辺地域の牧師らも参加した。談話の中で私は宣教の主な対象が在日か、日本人かと質問した。牧師は聖書の聖句もってどの人種、民族でもという決りの言説。日本ではクリスチャンは極少数、さらにマイノリティの在日の極少数に在日中心の宣教では困ると反論した。宣教を叫びながらインタネットのホームページも管理していない点を指摘した。
 その後私は赤間神宮で演奏される雅楽を鑑賞した。全員起立「君が代」の斉唱から始まった。メロディ性が少なく、音が長く響く、リズムも遅い。「君が代」の起源を味わうような気分であった。雅楽は王権の聖なる権威を表す音で演奏される。私が知っている「王昭君」の話もされた。私は昔韓国の文化財専門委員としてほぼ毎年鑑賞したこともあり、韓国のものと比べて聞いた。ここでは踊りが大部あり、それも南方文化の影響のような拳式舞に特徴があると思った。