崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

公平性欠如の日本人

2016年06月15日 05時27分25秒 | 旅行
 舛添氏を叩き込み不信任案で泣かせるのをみて宮島みつや氏の投稿(私のFB参照)をもって再考しなければならない。舛添叩きの勢いを見ながら日本社会が怖くなったからである。私は子供の時日本人の「フクロ叩き」は怖いと聞いたことを思い出す。それは日本人の特質と言われた。TYS日曜日のモーニング番組のような口を揃えるコメンテーターをそろえたメディアには失望している。日本の世論、メディアは週刊誌以外はほぼ告発的なことはしない。こんども週刊誌の突発的な記事が大きい問題を起こしている。日本国民の多くが公私混同を非難する正義、清廉潔白な人々のように訴えているようである。正直な日本人としては当然であろうが、本当にみんながそのように一点のくもりもなくきれいな生活をしているのだろうか。宮島氏はなぜ酷かった石原慎太郎都知事が批判されなかったかという。海外視察も豪華すぎるものだったがそれほど問題にならなかった。天皇や石原慎太郎氏には強いタブーがあるのだろうか。
 尖閣諸島や中国への妄言なども同様であった。それを読んで日本人は正直清廉かも知れないが公平ではないと思う。彼のディフェンスの力、毒舌、筆力、石原巨族政治家などの壁が高いからであろう。先日の検事出身弁護士のように高圧的にディフェンスをすると反撃できない。それは日本だけではない。アメリカのトランプの人気もユーモラスな話と強いディフェンスの力で人気が上がっている。安倍総理はよくディフェンスをする。舛添氏も正直に強い毒説でディフェンスしてバランスをとってほしい。