崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

大和君(7)の行方不明

2016年06月05日 05時31分09秒 | 旅行
大和君(7)の行方不明が気になっていた。私は今の7歳の子供の賢さを信じ、隠れているのではないかと思っていた。6日ぶりに無事保護されたニュースは世界的に流れ、私も嬉しかった。父親が「しつけ」心で置き去りにしたことが大変なこととなった。行政動員や国民の心配など、彼の父親の行動に対して「虐待ではないか」の意見もある。メディアの評論家たちは法律や表面的な現象、噂話などをシャベリを続けていて、根本的な問題を探れない。今朝のモーニングプロでもおそらくいつものようなメンバーたちが「揃って口を揃えた」話になるだろう。
 私は父親を褒めるわけではないが、責めることもない。以前ある親が子供をベランダに追い出し罰したことが隣家の告発で虐待として大きく話題になったことを憶えている。すべての親に問われる問題であろう。そしてすべての親に聞きたい。「あなたは躾、家庭教育に自信があるのか」と。イスラエルのキブツ(Kibbutz)のように幼児を専門家によって育む制度、あるいはユダヤ人は幼児に割礼を行い、タルムード経典によって賢い家庭教育をしているというがそれが良いのか。韓国ではタルムード式家庭教育を真似する親も多い。小学生から軍国少年を作ったのは戦前の日本であり、今の北朝鮮である。