崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

下関韓国教育院で講演

2006年05月29日 19時45分11秒 | エッセイ
 下関韓国教育院(李永松)で「シャーマニズムから見た韓国文化」という題目で講演した。山口県民団団長(李相福)、下関市民団団長、教会の長老たち、韓国語教師など多くの人が参加した。私が撮影した映像を見せながら私の研究の出発点から話を始めた。朝鮮半島の周辺地域のシベリア、インドネシア、台湾、モンゴルなどと比較して韓国のシャーマニズムの穏やかさと美しい儀礼を見せた。在日の方は本国文化に触れたと感想を述べ、韓国から来た人は懐かしさを強く感じたようである。
 質問が多く出た。私は聴衆の熱意に乗ってシャーマンの踊りのしぐさを見せたら家内が驚いたようである。楽しい時間であった。帰宅してからシャーマニズムとキリスト教に関する執筆に拍車を加わえた。