崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

新緑の芽生えが嬉しい

2006年05月07日 06時02分12秒 | エッセイ
 新緑の芽生えが嬉しい。特に冬の間に枯れて死んだと思ったものから小さい命が見えた時嬉しい。「古木に花が咲く」ことを詠んだ詩を思い出す。私は死に常に恐怖感を持っている。二十歳ころ結核の末期で闘病生活をし、奇跡的に生き残ったからかもしれない。私はいつも与えられた恵みの人生であると思いながらもつい欲張りになり、長生きを望んでいる。