崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

麗水会の大会

2006年05月10日 06時07分23秒 | エッセイ
 植民地時代に朝鮮半島の麗水に住んで、そこを生まれ故郷にしている人たちの集まりがここ下関のマリンホテルで行われた。高齢化して平均年齢80近くなった。それでも63人が集まった。私は今回5度目の参加になる。彼らから多くの情報をいただいている。今回、以前一緒に植民地研究をした啓明大学の副総長の呂博東教授が韓国から来た。
 会員たちは今の韓国とか親善とかには感心がなく、ただ昔知っている人と会うことが全てのように思っている。私は彼らが日韓親善友好活動をして、世代交代しながら発展することを助言しているが、むずかしいようである。はじめは数百人が集まっていたが今は数十人単位になっている。さびしく残念に感じた。ただ今度新しい会長になるので期待しながら見守っていきたい。