goo

ドイツ語の俳人たち:Sabine Balzer(19)

■旧暦12月12日、土曜日、

今日は、掃除をしてから、半年ぶりに筋トレに行ってきた。せっかくトレーナーがメニューを作ってくれたのに、半年もほったらかし。トレーナーに耳鳴りは少しずつ良くなっている旨話すと、なんでも最近、耳鳴りに効果的な新薬が出たとか。どういう種類の耳鳴りに効くのか、までは不明。ぼくのは、血流不足や高血圧が原因ではないので、あまり期待はできないだろうと思う。

そう言えば、国府台病院での自律訓練法は中止しすることにした。2週間に一度、時間をかけて通うのがストレスになってきたのだ。自宅での訓練で十分いける。半年病院に通って、ほぼ、毎日2、3回自律訓練法を施してみて感じたのは、自律訓練法は、直接、耳鳴りには効かない。耳鳴りから派生する諸々の否定的な精神状態、たとえば、抑鬱や焦燥感、切迫感には、かなり効果がある。原因はどうあれ、一般に、これらの諸傾向に効くのではないだろうか。今後、自宅での訓練を継続しながら、タイミングを見て、太極拳を始めようと考えている。

昨日、ドイツ語版のブログに初めてドイツの俳人からコメントがあった。俳句に関する意見交換まではいかなかったが、情報交換にはなった。初歩的なドイツ語で書いているのだが、大枠では通じるものらしい。嬉しかった。

(写真)この白い塊は雪ではなく、渡良瀬川流域の天然の御影石。




(Original)
ungebremst fährt sie
in das Auto ... laut kracht es
ihr Hund bellt, sie weint



(japanische Fassung)
彼女、ブレーキをかけそこなって
そのクルマに…ガシャーン
彼女の犬が吠える、すすり泣く彼女


■日常の一コマを切り取っている。日本語の俳人は、クルマや交通事故を詠むことがないので、その意味では、面白いかもしれない。しかし、一つの俳句に多くの事象を詰め込みすぎていると思う。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )