二周終えて

2011年04月22日 23時41分37秒 | 日記
4月も半ばを過ぎましたが、不安定な天気が続いています。
寒さはそれほどではないものの、やはり雨は困ったものです。


今朝はバス通学。2限は「京都学演習」。
全員で川端康成『虹いくたび』を少し読み進めました。
この作品は『古都』執筆の10年ほど前に書かれたもので、京都の具体的な場所としては桂離宮や大徳寺などが登場します。描写にも幾つか似通った部分があり、どうやらこの辺りから『古都』の構想はあったものと思われます。
これは自分の仮説ですが、彼は『虹いくたび』でまず桂離宮などの市周縁部(風景描写メイン)を描き、そこから『古都』で市中心部(人間描写メイン)に取り掛かろうとしていたのかもしれません。
その後、高度経済成長に伴い市中心部の「まちこわし」が始まったことから、『古都』で京都をもう一度描くことの必然性が更に高まってきたのではないでしょうか。
以上、文学のゼミ生らしい考察。

昼食は手軽に生協コンビニへ行ったのですが、何と!
まねき食品の「えきそば」のカップ麺が売られていました。言わずもがな、姫路駅のあのえきそばです。
製品化されていたことは以前から知っていましたが、大学で見かけたのは初めてです。一緒に買いに行った友達にも勧めて(笑)、研究室前でさながら駅のように立ち食い。
研究室前には何故かテーブルだけ置いてあるので、最近は集団での立ち食いが恒常化しています。「シュール」との声をよく聞きますが、たとえば今日なら姫路駅、きしめんを食べれば名古屋駅、うどん・そばに大きなからあげを載せれば我孫子駅の気分が味わえるということで、おもしろいなぁと思います。

4限の後はバスに乗ってバイトへ。
17時から21時まで入って、無事に一週間が終わりました。
まだ新しい時間割での生活に慣れていないせいもありますが、そこにバイトも加わるとやっぱりハードです。
そして明日も大学に行かなければなりません。


写真は何となく尾道のネコ。
ここは人なつっこいのと無愛想なのと両極端でした。どっちも好きです。