ひとり卒業旅行・2日目

2009年03月10日 23時59分59秒 | 旅行記
23:18、由布院行きの最終列車を見送り、もう後には戻れない状況。

記念撮影の後、椅子に横になって寝てみました。

1時。
寒さで目が覚めました。
降りた時よりも気温が下がっていることを実感しました。
このまま横になっていてはダメと思い、思いっきり体を丸くして寝てみました。

4時40分。
目覚めると、生きていました。
どうやら一番寒い時間は過ぎたようです。
(そんな時間に寝ていたのが信じられない…)
駅の照明もついたので、キレイなトイレで顔を洗って列車に乗る準備をしました。

5時46分、待ちに待った始発列車が到着。
直前に通学の高校生が現れましたが、彼はまさかここで一夜を明かした人間がいるなんて知る由もないでしょう。
(うん、駅寝するなら夏!)
南由布5:46発→大分6:37着
暖をとる目的で大分往復。と同時に久大本線完乗!
大分6:43発→由布院7:47着
由布院に戻ってきました。
太陽が姿を現しますが、霧はまだ晴れていません。
駅から真直ぐ歩いて、乙丸温泉館で入浴!

結局30分くらい浸かっていました。
ちょうどいい湯加減で、体の芯から温まりました。
いい感じになったところで、由布院~南由布間で撮影を開始します。

特急ゆふ2号。
散策中に来ました。

普通由布院行き。
有名撮影地の反対側のアングルです。

振り向いて、特急ゆふDX1号。
由布岳バックのメジャーなアングルです。
菜の花はまだまだですね。

サイドから普通由布院行き。
高原鉄道の雰囲気が出せたかなと思います。
キハ200の赤が映えますね!

撮影後はそのまま由布院駅まで戻るのも面白くないので、昨夜お世話になった南由布駅まで歩くことにしました。

青い空は 凛と澄んで…

35分ほど歩いて南由布駅到着。
真っ暗闇では分からなかった駅の全貌がようやく分かりました。

色々と撮影をしているうちに、由布院行きの列車が到着。
南由布11:12発→由布院11:16着
由布院駅で切符を買って…

特急ゆふいんの森2号に乗車します!(構内踏切より撮影)
由布院12:02発→久留米13:39着
『ゆふ森』はこの翌日、3月11日に20周年を迎えるらしく、車内では記念乗車証とキャンディーの配布がありました。
ハイデッカーの内装と客室乗務員さんの丁寧な応対で、とても気持ちの良いひとときを過ごすことが出来ました。

さて、久留米からはひたすら南下します。
久留米13:43発→八代16:05着
途中の木葉・田原坂・植木・西里・崇城大学前と、撮影者がとても目立っていました。
『あぁ、ブルトレが無くなるんだな…』とそこで初めて思い出し…(汗

熊本からは真っ青なドレスを着たいかにも『お水なお姉さん』が乗ってきて、乗客の目をひきつけていました。
そして、小川~千丁では隣のウトウトしたお姉さんがもたれかかってきて、ちょっと緊張しました(≧∀≦)

終点八代では途中下車して食料調達。
八代といえば畳表のい草が有名ですが、駅のベンチにそれが使われていて、さすがだな~と思いました。
そして、肥薩線に乗車します。
八代16:41発→人吉17:54着
列車は球磨川沿いに進んでいきました。
来月からこの区間ではSLが復活運転をするそうですが、川あり山あり、そんな日本の原風景にとてもマッチすると思います。

終点人吉にて、乗ってきたキハ31形です。

実は、ここから更に進んで嘉例川駅で駅寝をする予定でした。
しかし、昨夜の体験はもうしたくない!ということで、時刻表と相談して、今日はここ人吉で旅を終えることにしました。
ホテルを探して駅からしばらく歩いてみると、『みづほホテル』という素泊まり3700円のホテルが見つかったので、ダメ元で入ってみました。

『あのぅ、予約していないんですけど、今晩泊めてもらえませんでしょうか…?』
『いいですよ。どうぞどうぞ!』

優しそうなおばさんが出てきて、あっさりと宿泊OKに。
『まぁ、ずいぶん遠いところから!』と驚かれ、部屋に案内されました。

宿泊した洋室です。素泊まりと言ってもかなり豪華な部屋で、久々にテレビを見ました。
しっかりお風呂にも入って、23時頃に就寝。あったかい…。