2013年度 関東支部大会プログラム
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日本フランス語フランス文学会 関東支部長 有田英也
2013年度日本フランス語フランス文学会関東支部大会を下記のとおり開催いたします。お忙しい折かとは存じますが、奮ってご参加ください。
日時:2014年3月8日(土) 10:00─20:45
会場:首都大学東京 南大沢キャンパス(東京都八王子市南大沢1-1)
受付:9:45─16:00 1号館入口付近
大会費:1,000円
懇親会費:4,000円 (非常勤講師および学術振興会DC・PD取得者は3,000円、学生会員は2,000円)
開会式:10:00─10:15 1号館120教室 司会 大久保康明(首都大学東京)
支部長挨拶 有田英也(成城大学)
主催校人文科学研究科長挨拶 乾彰夫(首都大学東京)
(なお、昼食の弁当は用意いたしておりません。恐れ入りますが、近くの飲食店などをご利用ください。)
会員ではない一般の方、学部や修士の学生の方も大会費1,000円を支払うと参加可能です。事前登録は不要です。
お問い合わせは、西山 nishiyama.tmu[at]gmail.com まで。
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分科会 第Ⅰ部 10:30─12:00
第1分科会 語学・16世紀〔1号館103教室〕
司会:小川定義(首都大学東京)【1】 、大久保康明(首都大学東京)【2,3】
1.フランス語の副詞句au contraireの論証的な用法について
田代雅幸(筑波大学大学院博士課程)
2.自らについて語る歴史家と『エセー』:16世紀のカエサル受容を起点に
志々見剛(フェリス女学院大学・学習院大学非常勤講師)
3.ペトルス・ラムスの国語意識──『古代ガリア人の慣習』(1559)におけるフランス語顕揚論
久保田静香(法政大学非常勤講師)
第2分科会 20世紀(1) 〔1号館105教室〕
司会: 和田惠里(青山学院大学)
1.『失われた時を求めて』の加筆部分の神話──マラルメの詩をめぐって
菊池博子(お茶の水女子大学大学院博士課程)
2.マルセル・プルーストにおける「自分自身を読む読者」
大嶌健太郎(慶應義塾大学大学院博士課程)
3.ジャック・リヴィエールによるプルースト
高田志保(パリ第8大学博士課程)
第3分科会 20世紀(2) 〔1号館109教室〕
司会:古永真一(首都大学東京)
1.ジョルジュ・バタイユと古代文化、中世文化
大木勲(東京大学大学院博士課程)
2.言葉の幼年時代:バタイユのプレヴェール批評にみる詩論とその倫理
大池惣太郎(パリ・ディドロ第7大学博士課程)
3.歴史・虚構・寓話──ミシェル・ド・セルトーにおける神秘学の問題系
須納瀬淳(一橋大学大学院博士課程)
分科会 第Ⅱ部 13:00─14:30
第4分科会 17・18・19世紀 〔1号館103教室〕
司会:石川知広(首都大学東京)【1】、越森彦(白百合大学)【2,3】
1. アンドレ・ダシエ訳アリストテレス『詩学』におけるあやまちの概念について
畠山香奈(東京大学大学院博士課程)
2. ルソーにおける宗教と共同体の関係性について
西川純子(東京大学大学院博士課程)
3. ブリア=サヴァラン『味覚の生理学』におけるオスマゾーム──その起源と変遷をめぐって
加藤三和(立教大学大学院博士課程)
第5分科会 20世紀(3) 〔1号館105教室〕
司会:大出敦(慶應義塾大学)【1,2】、彦江智弘(横浜国立大学)【3】
1. ジッド『アンドレ・ヴァルテールの手記』における音楽
西村友樹雄(一橋大学大学院博士課程)
2. アンドレ・ジッドの『パリュード』における「病」についての考察
西村晶絵(東京大学大学院博士課程)
3. セリーヌ『北』における「殺人」の描写
小玉司(首都大学東京大学院博士課程)
第6分科会 20世紀(4) 〔1号館109教室〕
司会:郷原佳以(関東学院大学)
1.マルグリット・デュラスの『フランス植民地帝国』におけるインドシナ
河野美奈子(立教大学大学院博士課程)
2.マルグリット・デュラス『死の病』と『青い眼、黒い髪』における語りと愛について
明石雅子(上智大学大学院博士課程)
3.『文学空間』におけるコミュニカシオンについて
伊藤亮太(早稲田大学大学院博士課程)
分科会 第Ⅲ部 14:45─16:15
第7分科会 20世紀(5) 〔1号館103教室〕
司会:星埜守之(東京大学)【1,2】、岑村傑(慶應義塾大学)【3】
1. シュルレアリスムにおける国際性と地域性をどう考えるか
中田健太郎(日本大学非常勤講師)
2. まなざしの散歩:サミュエル・ベケット作品の「歩く」ことについて
戸丸優作(東京大学大学院博士課程)
3.ジャン・ジュネの初期作品における空間をめぐって
中田麻理(立教大学大学院博士課程)
第8分科会 20世紀(6) 〔1号館105教室〕
司会:桑田光平(東京大学)
1. エドゥアール・グリッサン詩集 La terre inquiète 『揺らぎの地』(1955)読解
早川卓亜(早稲田大学大学院博士課程)
2. ジョルジュ・ペレック『人生使用法』における階段──十二の章と三つの空間
後藤渡(早稲田大学大学院博士課程)
3.ジョルジュ・ペレックが日常に課す制約
前山悠(学習院大学大学院博士課程)
第9分科会 20世紀(7) 〔1号館109教室〕
司会:慎改康之(明治学院大学)
1. 情動的効果の場──『オイディプス王』をめぐるディディエ・アンジューとジャン=ピエール・ヴェルナンの論争(1966-1970年)とその争点 佐藤朋子(東京大学大学院教務補佐員)
2. 存在と隠喩──ハイデガー・デリダ・リクール
山岡利矢子(東京大学大学院博士課程)
3.デリダにおけるレヴィナス読解の展開:60年代のテクストを中心として
桐谷慧(東京大学大学院博士課程)
ワークショップ「エマニュエル・レヴィナスの思想とその周辺」
16:30-17:30 1号館120教室
合田正人(明治大学)、池田喬(明治大学)、江川隆男(首都大学東京) 司会:西山雄二(首都大学東京)
総会 17:30-18:30 1号館120教室 議長:塚本昌則(東京大学)
懇親会 18:45-20:45 生協食堂 主催校挨拶:石川知広(首都大学東京)