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川下り事故で思い出した

2011年08月19日 18時27分56秒 | 社会全般
事故は事故ですので、何とも言いようがありません。

以前書いた記事を思い出しました。

医療過誤と責任・賠償問題についての私案~その1

喩え話が、川下りで岩場に激突という事例(船とボートでは違いますけど)だったなんて、と思ってしまいました。


医療が崩壊する、と大騒ぎしていた、当時が思い出されます。

事故調だったか無過失補償関係の会合が開かれる、といった報道をが出ていたのを目にしたように思いましたけれども、医療界の方々はあの当時の熱心さを失ったのかもしれませんね。

司法が医療を崩壊させる気だ、とか、騒いでいたはずなのに、その後に何も変わってなんかいないのでは。


結局、医師の方々がどうしたいのか、何を実現しようとしているのか、わからずじまいです。残ったのは、司法不信と法曹関係者への罵詈雑言だけ、というのも、情けないというか無惨というか虚しいというか、何だか分かりませんね。何も前進が得られなかったのだとすると、医療側のやり方というものがどうだったのか、ある種の脅しのようなものを突き付けただけに終わってしまうのではないか、と思ったりもします。不満をぶちまけて、それで終わったのと何が違うのかが分からない、というようなことです。


福島産科死亡事件の裁判・その7(続)


要するに、問題を解決してゆこう、改善してゆこう、というようなことがなく、司法サイドを批判して終わった、というだけなのでは。

もっと率直に言うなら、警察が逮捕するので「俺らはやる気なくすからな」、裁判官がトンデモ判決を出すので「俺らはもうやりたくないからな」というようなことを、喚いて終わっただけ、と。

なんか、そういうのに首を突っ込んだ自分がアホだったな、というか、意味があったのかどうかさえ、分からないな。