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サッカー元日本代表 松田選手の急性心筋梗塞

2011年08月03日 23時00分11秒 | 社会全般
松田選手の一刻も早い回復を祈念いたします。

中日スポーツ:元日本代表・松田 心肺停止 練習中に急性心筋梗塞:サッカー(CHUNICHI Web)

今回、比較的若年のプロスポーツ選手の心筋梗塞例ということで注目を集めたようです。
普通は、もっとメタボな感じの、もうちょっと年齢の高い人がなりそうな病気というイメージがありますが、今回はスポーツ選手がなったということで驚きを与えたのであろうと思います。


詳しくは専門家のお医者さんに聞くべきと思いますが、テレビのニュースなどでもあまり触れられていなかったようなので、思う所を書いてみます。


全くの個人的予想を言えば、恐らく冠攣縮が発生して心筋梗塞に至ったのではないかな、と思います。spasmは動脈硬化のような血管病変の形成は、直接的には関係ないことが多いと思います。若年層の冠攣縮発作は狭窄病変がなくとも見られ、初発の発作が重篤な(時に致死的な)症状を呈する急性心筋梗塞を惹起することは有り得るでありましょう。


松田選手の場合を想像するに、
 冠スパスム発生で狭心発作
→心筋虚血で胸部痛・胸苦のような症状+吐き気などの苦悶感
→攣縮が続き遂に冠動脈閉塞
→Vf発生

のような経過だったのではないかな、と。

本人は狭心症状が起こっていた時、胸が苦しいと思っていたのだろうけれど、体調が悪いせいなのかな、と思ったか、練習がキツく感じられたという程度で、「自分が我慢しなければならない」と耐えてしまったのでしょう。この時、すぐに運動負荷を止めればよかったのだろうけれども、言い出せなかったのでは。

攣縮が発生する理由は、よく分からないでしょう。ただ、Mg欠乏などの電解質異常とかがあったのかもしれませんし、脱水気味だったとか、元々の体調が悪かった(寝不足や深酒?)とか、そういうことがあったかもしれません。
我慢強い性格とか、強い責任感とか、そういう性格の持ち主であれば、普通の人ならば立っていられないくらい苦しいのを耐えてしまったのかもしれません。

回復されることを願っています。