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ドルとユーロの足の引っ張り合い?

2011年07月12日 20時54分13秒 | 経済関連
ギリシャから飛び火したらしい、イタリアとかスペインとかポルトガルとか、所謂PIIGS圏の「不安」?とかいう理由で、ユーロ安が絶賛進行中みたい。

で、一方では、米国の債務上限引き上げの期限は迫ってきており、どっちがどうであっても、通貨不安とか何とかに繋がりそうな気配らしい。よく知らんが。


で、どっちの通貨もアレだな、ということになると、もっと小さい通貨が重用されてしまう、ということなんですか?
スイスとかカナダとか、そういう通貨でもいいけど、経済規模があまりに小さいわな。
かといって、日本の円って言ったって、財政赤字の積み上がった「世界一の借金政府(笑)」と国際的に酷評される国の通貨ですから、推奨するにも抵抗がありますわな。だって、ハイパーインフレになるぞとか、マジで脅しをするくらいですし、格付けも他国の評価から見れば格段に低いわけで、そうなると頼れる通貨というものはあまり見当たらない、ということになるわけですか。

まあ、どっちでもいいけど、円高が進むのは、財政赤字の少ない最上級格付けの国々(笑)の通貨の評価はどうなのよ、と思わないでもない。
日本人は堅いからな、やっぱ。それに「借金は死んでも返さねばならない」というような、強固な返済義務感に満ち溢れているから。踏み倒す人間なんて、全体から見ればかなり少ないし。そういう国民気質故に、日本の通貨は信頼されるということなのかもしれんね。政治的には信頼できないのに(笑)。

そうかといって、円高だけが進んでゆくと、またぞろ国内企業が悲鳴を上げるということになるんだわな。だから、もっと供給してくれ、という話を百万年前からしておるのだが…。

あまり進展はないようで。

更なる円高が進んだ場合、本当にどうするつもりなんかな?
政府も日銀も。