いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

胸を熱くする「なでしこ」たち

2011年07月14日 15時14分32秒 | いいことないかな
スウェーデン戦は、先に失点したものの、何故か落ち着いて見ていられた。時間が早かったからなのか、試合に臨むなでしこ達の何処かに余裕のようなものが感じられたからなのか、はっきりとは分からない。ただ、「負ける気がしなかった」というような感触があったことは確かだった。


先日のドイツ戦では、全く違っていた。
高馬力・高出力・加速力に優れたベンツに挑む、スズキかダイハツの軽(失礼、悪い意味ではないです、両社とも。でもゴメンね)みたいな感じ。それとも、メッサーシュミットに挑むゼロ戦、キングタイガーに直接アタックする突撃歩兵の地雷攻撃(余計に分からんか)、みたいな感じだったから。

どうにかギリギリで耐える、撃たれても撃たれても、最後の一線だけは越えさせず、突破を許さない、みたいな。
あれで持ちこたえた、ということが、何というか、奇跡的な感じがした。
誰か一人でも走れなかったら、多分、負けていたかもしれない。だけど、みんな走った。
体力の限界を超えているんじゃないか、と思える程の、想像を絶する粘りと頑張りだった。

それが、あの奇跡の決勝ゴールを生んだんだ。
あの時、不覚にも、涙した。

それくらい価値のあるゴールだった。
なでしこ達の姿を目にして、どうしても彼女たちに勝ってもらいたかった。
なでしこ達には、健気という言葉が似あうと思えたのだった。

試合が終わった時の疲れ具合といったら、なかった(笑)。
こっちはじっと動かず観ているだけなのに。
緊張と不安が、ずっと続きっ放しだったのだなと。
息が詰まるような、喉の奥がヒリつくような、そんな試合だった。


それに比べると、スウェーデン戦は先に失点したにも関わらず、あれほど胸の苦しさみたいなものは感じられなかった。それほどドイツは強く、プレッシャーも厳しかった。スウェーデンには、そこまでの過酷さはなかった。試合内容にも、それが現れていたと思う。
だから、スウェーデン戦は笑顔で観ることができたのだった。

次のアメリカ戦だが、予選でスウェーデンに負けてたらしいので、多分、これまで通りに出来れば勝てるな。




なでしこジャパン、歴史の扉を開く決勝進出!~vs スウェーデン戦

2011年07月14日 05時37分50秒 | いいことないかな
遂にこの舞台がやってきた。
スウェーデンを迎えての準決勝。

前半、まさかのパスミスをカットされての失点。これを逃さない相手はさすが。
早い時間帯だったのでさほど精神的ダメージはないが、攻撃の形をあまり作れず、もんもんとすることが多かった。が、ドイツ選手に比べて、ボールさばきはスウェーデンの方が甘さがあるように思われ、日本にとってはそう苦しむ相手ではなさそうな印象だった。
にも関わらず、先に失点したのは、やや痛かった。

が、大野が中央で粘ってドリブル、あれでスウェーデン守備陣がちょっと乱れ、そこでサイド攻撃に展開、宮間の早い折り返しに、走り込んだ川澄が押し込んで同点。少ないチャンスで同点に追いついたのは大きかった。

その後も攻め込む時間は長かったが、得点を奪えず。


しかし、遂に勝ち越し点が!!
ゴール前混戦から、沢が押し込む。これで、スウェーデンの勝ち越すだけの力は残されていないであろう。
日本がミスさえしなければ、このペースで勝てるはず。

更なる追加点が!
飛び出しの好きなキーパーが、裏目に出た。
川澄のロングシュートが決まって決定的な1点が。

日本選手の小兵軍団が活躍するというのが、なでしこスタイルのサッカーだ。


おめでとう。