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汚染牛は、思ったより大したことないかもしれないんじゃないか

2011年07月23日 11時02分33秒 | 社会全般
牛肉を頂きましたが、放射性セシウムを含む牛肉を毎日毎日、食べ続けるのであれば別ではないかと思いますが、そうでなければ、滅多に食べない程度であれば、大したことはないのでは。

牛肉中のセシウムが規制値の2倍である1000Bq/kgであるとして、この肉を果たして1kg食べるのか、ということです。恐らく、一人200gとかせいぜい400gということなら、200~400Bqの摂取ということになるわけです。

他の食品の水準と比べて考えてみるとしましょうか。

【column】「暫定規制値」の決め方 - Case#3.11 地震≫原発≫復興 科学コミュニケーターとみる東日本大震災

飲料水の場合ですと、1kgで200Bqですから、2ℓの水を摂取すれば、上記牛肉の放射性セシウム摂取と同等ということになります。水の2ℓなんて、割とすぐ到達してしまうのでは。
飲むばかりではなく、炊飯で使う水、味噌汁やその他料理に使う水、それら全部が含まれますから。
飲料水の含まれる量が規制値内である200Bq/kgであることは、摂取量の絶対値を低くすることを意味するものではない、ということです。

これは毎日なのですよ?
滅多に食べない高級和牛なんかとは、わけが違う、と言う話なのです。

野菜にしても、肉と同じ500Bq/kgですが、摂取機会や量で考えると、たとえ規制値内であっても、牛肉よりも危険度は増すかもしれません。こうした、日常的摂取が問題となる水や野菜ではあまり問題とされず、牛肉だけが取り上げられるというのも不自然な感じがします。