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なでしこジャパン、ドイツ戦に勝利!!

2011年07月10日 06時18分41秒 | いいことないかな
ドイツは強かった。
が、日本が唯一勝てる勝ち方としては、こういう試合しかなかったのかもしれない。

なでしこの驚異の粘りと運動量で、ヘトヘトになったドイツから延長で決勝点をもぎ取った。


ドイツ選手は、男子並みに強かった。
テクニックは勿論、大人と小学生くらいの体格差、おまけに速さもある。日本の守備はいとも簡単に突破されてしまう。パスの正確さやトラップの上手さなどでも、日本を上回っていた。
局面、局面で見れば、競り負けていた。が、なでしこは粘っこく、運動量でカバーし、複数で対抗。
泥沼流、とも呼ぶべき守備で、洗練されたドイツに自分たちのサッカーをさせなかった。

ドイツ選手は、日本の選手にボールが渡りそうになると、ショルダーチャージを一発当てると、それだけで日本選手との競り合いに勝ててしまう。岩渕がまるで通用しなかったのは、そういうのもあるかも。日本では振り切れるかもしれないが、世界の強豪相手では厳しいということが分かったかも。
ヘディングなどの浮き球でも、身長で上回るドイツがボールを支配。

普通にみれば、殆どの部分で日本の勝てそうな要素はなかった。
それでも、走り負けない、ということで、最後の最後に点を奪った。
ある程度機能していた、ショートパスとスルーパスが生きた。

残り10分少々、この時間の長かったことといったら、なかった。
攻めるドイツ。耐える日本。
運は、なでしこに味方した。
運命の女神がいるとすれば、なでしこに微笑んだのだった。

おめでとう。
初のドイツ戦勝利&W杯ベスト4進出!