いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

最強はやはりアメリカだった

2011年07月18日 09時55分16秒 | いいことないかな
結果的に、日本が劇的勝利を収めて、優勝トロフィーを獲得できた。これは本当に凄いことだと思う。
しかし、力量的には、アメリカが上手だったように思う。

アメリカは、日本に一度たりともリードを許すことはなかった。
女王の戦いに相応しいのは、やはりアメリカだ。
なでしこたちは、本当に信じられないくらいの粘りと諦めない気持ちで、勝利を引き寄せたと思う。


延長の勝ち越し点を先に奪ったのは、アメリカだった。
まさに「主砲」たるアビーが、ドンピシャのヘッドで得点を奪うなんざ、本来勝ちゲームの姿だろう。
点を取るべく人が取る、これこそがアメリカの勝ちを支えてきたわけだから。
なので、あの失点で「日本はもうダメか」と思いかけた。筋書きにハマってしまったか、と思ったものだから。

しかし、日本にも「取るべくして取る」べきエースがいたのだった。
今大会MVPに輝いた、得点王、澤だ。

あの、ニアへの走り込みは、宮間のコーナーとの練習の賜物であろう。
沢がメキシコ戦でハットトリックを決めた時の、あの得点シーンと同じだったからだ。

あの場面で、あそこで、アレを持ってきたのか、と。
アビーに少し当たってコースが変わり、キーパーは反応できなかった。そういうラッキーもあった。

だけど、澤と宮間はセットプレーで息を合わせることができていたから、あの大事な場面で「得意の形」を再現できたのだと思う。
まさに起死回生のゴールとなった。


が、なでしこは、優位に立つということがまだ難しく、得点で上回れるような戦いができるようにならなければ、次の対戦では恐らく勝てないだろう。キック力なんかでは、やはりまだまだ厳しいと思うし。


だけど、メンタルのタフネスさは、ホント世界一だと思う。
ところで「女・遠藤」は、宮間ということですか。
PKの蹴り方まで似てるし、飄々としたところも似てるね。



おめでとう、優勝!!女子W杯決勝~なでしこジャパンvsアメリカ

2011年07月18日 06時25分15秒 | いいことないかな
最高の舞台に、なでしこたちが登場しました。世界中が注目してくれています。
いよいよ始まりです。


立ち上がり、米国のリズムで、日本が押し込まれる時間が長くなる。中盤のパスがカットされ、度々攻め込まれるが、相手ミスにも助けられる。米国の中盤は人数を厚くして、日本対策はしっかり立ててきている様子。

何点か入っていてもおかしくはなかった。
(失礼な言い方をすれば、まるで男子の日本代表の攻撃を見ているかのような、”決まらなさ”だった。笑)
入らなかったのは、単にラッキーということだった。バー直撃弾とか、あの跳ね返りとか、危なかった。助かった。
ツキはある。

前半途中から、日本側は守備を修正し、前線のプレスが効きはじめた。サイドからの攻撃が自由にやられてしまっていたが、これを封じるようになって、流れが良くなってきた。


後半もピンチはあるが、入らず。ラッキー。


しかし、カウンターからの早い攻撃で、先に失点。


粘って、粘って、ゴールを奪った。
宮間、よくゴール前に飛び込んできた。
守りに入っているアメリカの油断があったかもしれない。

ナ何と、またしても延長戦。
もう頑張れ、としか言いようがない。

激闘と呼ぶに相応しい試合。

日本の守備は足が止まってきて、サイドからしつこく攻められて、失点。
アメリカは前線からボールを積極的に奪いに来て、それが奏功した形。

日本には積極性が欠けているかも。
仕掛けに迷いがある感じ。どうしていいか、局面を打開できなくなっているか。

沢の奇跡の同点ゴール!!

信じられません。
恐るべき粘り。


一発退場のピンチを乗り越えた。
想像だにしなかったPK戦とは…


勝ったー!!!
ナイスセーブ連発。
一本目を止めて、流れを引き寄せた。


涙の勝利。

信じられないけど、世界一になったんだね。
ありがとう、なでしこジャパン。
本当におめでとう。