いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

マクドナルドの成績に貢献したのは

2009年11月20日 20時09分01秒 | 俺のそれ
ウチのような場末ブログだったのではないのか?(笑)
ビジネスセンスがあるわけでもなく、儲かる仕組みを考えるのもダメなんだけど、何かのヒントにでもなったんでしょうか?だって、タイミング的には、合ってるようにも思えますが、どうなんでしょう。

それとも、ただの偶然か。

マクドナルドの苦戦の理由について考えた

『商品券の中身をみて、大体「8千円分お得」ということになれば、2万円の売上高でも4割程度は原価に上乗せしている、と考えられなくもないわけです。ただ、現金の利益で払うのではなく、あくまで現物給付というのと同じなのがミソだろうとは思いますが。あと、ドリンクですかね。
ほぼ儲けの塊みたいなドリンクというのは、これ単独では痛手もないでしょうし、来店時に他の商品(特に食べ物)を購入する可能性が高いので、単価が上げられるということなんでしょう。』

この記事を書いた後から、朝の無料ドリンクが開始されたような気が(笑)。


マック、無料コーヒー大当たり 上場以来最高の営業利益叩き出す - 速報:niftyニュース

でもまあ、やはり全店の努力ということが一番だろうし、戦略が大事ということなんでしょう、きっと。
ドリンクはきっかけ作りということではあるけれど、本質ではないからね。他のサービスの質が悪ければ、二度と利用しなくなる、というだけだろうから。だからこそ、成功しているということなんでしょう。

んー、何かの参考になったとかなら、是非ぼくに連絡してくれればいいのに。
せめて、2万円分の利用券くらい贈ってくれれば、もっといいのに…。
なんて、これは無謀なお願いか。
いいじゃん、利益がガッポリだったんだから、ぼくにそれくらい御礼をしてくれたってバチも当たるまいに(笑)。

冗談なんだけど。

あー、どうして自分の金儲けのこととなると、いいプランとかアイデアとか思いつかないのかなー。意味ねー。笑



海水中の炭酸イオンの減少は何に起因するのか?

2009年11月20日 15時28分53秒 | 社会全般
目を引くニュースがあった。

時事ドットコム:CO2増加で海の生物危機に?=プランクトンの「殻」作れず-海洋機構

(以下に引用)

大気中の二酸化炭素(CO2)増加による海洋の酸性化や、地球温暖化に伴う氷の融解によって海水中の炭酸イオン濃度が変化し、北極海では炭酸カルシウムの殻を持つプランクトンなどが生息しにくい環境になっていることが、海洋研究開発機構とカナダの海洋科学研究所の共同研究で分かった。実際の影響は未確認だが、プランクトンは海の食物連鎖の根幹を成しており、生態系全体への影響も懸念される。論文は20日付の米科学誌サイエンスに掲載された。
 大気中のCO2は年々増加しているが、その一部は海に吸収されるため、海水は酸性化。中和のため海水中の炭酸イオン濃度が低下する。
 一方、海に住むプランクトンには、炭酸カルシウム(CaCO3)の殻を持つ仲間がおり、水中の炭酸イオン濃度が一定以下になると、海中に殻が溶け出しやすい(未飽和)状態となり、生育に影響が出ることが分かっている。
 カナダ海洋科学研の川合美千代研究員らは昨年、カナダ北西沖の北極海で、海水中の塩分や炭酸イオン濃度などを調査。分析の結果、海氷の融解が進んだ海域で炭酸イオン濃度の低下が目立ち、炭酸カルシウムが溶け出しやすい状態になっていることが分かった。
 海洋機構の西野茂人技術研究主任は「『ふた』になっていた海氷が溶けて大気からのCO2吸収が増えた上、海水が希釈されて炭酸イオン濃度を低下させた」と指摘。「実際に生物がどうなるかはこれからだが、今後10年くらいは濃度は下がるだろう」と話している。

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そうなんですか。
海水中のイオン変動に関する過去の論文とか、どうなんでしょうかね。専門外だから、全く知らないんですが。

これについては、拙ブログでちょっと書いたことがあった。

こちら>二酸化炭素削減は本当に意味があるのか

この中では、次のように書いていた。

『人体においてもCO2の運搬は血液中への溶解によって行われており、緩衝系のHCO3-と密接に関連してpH調節にも役立っている。調節能の不調になれば、呼吸性アシドーシスなどが生じてしまうことがある。地球のCO2循環が人体とは異なるに決まっていることは当たり前であるが、最も重要な調節能を持つのは恐らく「海」であろうことは容易に想像できる。人為的原因によるCO2量が海水への溶解による調節量に比べて余りに小さいのであれば、それは「海水がしょっぱいのは、海水浴に行った子どもたちがうっかり海でオシッコをしてしまったせいだ」というのと同じくらい大袈裟な意見のように思える。』

今回の研究によって、どうやらCO3--の濃度低下が観測された、ということでしょうか。HCO3-の濃度はどうなんでしょう。元論文を読んでないので、ナンですが。

あと、こちらにも書いたね。

「流動性の罠」と緩衝系としての国債


海水の酸性化があって、pHの低下が進んできています、というのは判りました。
既にそうした研究というのはあったみたいですね。

CGER ココが知りたい温暖化 海洋酸性化の影響

ここで言われていることが、大体当てはまりました、ということでしょうか。
うーん、しかし、海水中のHCO3-濃度と、血液中のHCO3-濃度はどの程度の違いがあるんでしょうか。よく知りませんが。多分、人体の呼気中のCO2濃度の方がはるかに高いので(従って、pHもより酸性であり、約7.4くらいである)、海水中のHCO3-濃度にはまだまだ余裕がありそう、みたいな気もしますがどうなんでしょうか。
もし、この程度のpHで貝殻が溶けるとかってことになると、人間の骨も溶けそうな気もしますよね。ま、酵素系の石灰化促進とかで防げているのかもしれませんけど。海のCa2+イオンがどの程度存在しているのか、ということにもよるかと思いますが、血液中に比べると低い濃度なのかもしれませんね。海はしょっぱいけど、そういう他の陽イオンの影響とか、色々とありそうな感じもしますよね。あと、代謝性の変化に似ているのであれば、海の半分以上を占めるCl-イオンの影響とか、どうなんでしょう。


量的に炭酸イオンが極めて少ないのであれば、HCO3-やCl-の影響なんかをどう見るか、という話ですね。