なんだか時間に追われ、パン博物館は、ただ行ってみた、だけの場所になってしまった。さあ、ホテルに戻らなくては・・・。
山道を下りながら、世界遺産に登録されているドウロ渓谷に出た。段々畑(葡萄の)とくねくねとしたドウロ川。水のあるところは、涼やかで気持ちが晴れる。このドウロ川は、ポルトまで流れて大西洋に出る。 本日の宿は、この川のほとり、レグアにある。到着は、6時半。 朝6時半にカステロ・ブランコを出発してから12時間。 本日バスの走行距離は、300キロを越えた。 静かに黙々と安全運転を続けてくれた、運転手さん、お疲れ様! そして、ありがとう!
世界遺産ドウロ渓谷の一部
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/8b/0b640d1e528d3525b40a80150af78ef6.jpg)
さて、我々に、ゆっくりしている暇は無い。 まだ、あるの~??? ツアーには含まれないが、希望者だけということで、ポートワインの生産者に行く人?って、主催者の大和田さんが聞いたら、ホテルに残ると言ったSさんを除き、全員手を挙げた、皆、タフだね~。人生の中で今後、ポートワインの生産者を訪れるという機会は無いかもしれない、私もへろへろだったけど、ここまで来て、生産者&畑を見ないわけにはいかない。7時にロビー集合。 生産者のサンタ・エフューミアの方々が、何台も自家用車を用意してくれて、皆で分かれてワイナリーに向かう。田舎の法事で、親戚が車を出し合い、乗り合わせていくような状態だ。
車中、上手ではないが、英語を話す女性がドライバーだった。ポルトガルも高齢化・少子化が進んでいることや、彼女の兄弟は7人で、その7人で仲良くワイナリーを経営していることなどを教えてくれた。15分くらいの楽しいドライブだった。
ポートワインは、ワインにブランデーなどを加えて酒精強化したお酒のこと。ポルトガルで作られた全ての酒精強化ワインは、ポートと呼んでいいのかと思っていたら、このドウロ渓谷の決められた地域で作ったものしかポートと呼べないとのこと。彼らの土地にも、それを記した石が打たれていた。
訪れたキンタ・ド・サンタ・エフューミア社は1894年の創業。
彼らの前の代までは、葡萄を大きなワイナリーに納めていたようだが、彼らの代になってから、彼らでワインを造り、販売をしている。
バイショ・コルゴ地区サンタ・エフューミア葡萄園産の葡萄を用い、伝統的なラガール(葡萄圧搾機)で足踏みをしてキンタ(ワイナリー)内でポートを造っている。
生産者が瓶詰まで一貫して行っている、数少ない家族経営のメーカーのひとつらしい。
ワイナリー 1Fは、ワインを生産するエリア、貯蔵庫、倉庫。 2Fは、壁前面ガラスで世界遺産ドウロ渓谷を見晴らす最高のオフィス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/b6/8b445c6834194547243f53e0c8ae597d.jpg)
建物は比較的新しく、ステンレスのタンクもピカピカだ。でも、葡萄の圧搾は、今でも足踏み。凄いこだわり。手前がステンレスタンク、奥に足踏みをする石だかコンクリートで出来たプールのようなもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c2/da83643a399bac0f25e7daabb69b9971.jpg)
6月1日現在、葡萄は、まだ赤ちゃん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/7d/489d2569948e7003d72b8434c12abf80.jpg)
見よ、この景色! ここに1年くらい住みたい・・・
ここの家のわんこ。我々がチーズやらパンやらはちみつやらを廻ってきたから、いい匂いがするのか、ずっとくっついてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/c3/89749b3c5593bf498c67a2c0425f456d.jpg)
さて、お待ちかね、試飲タイム♪
2004年のヴィンテージ・ルビー、何年だったか忘れたけどトゥーニー、10年もののホワイト、20年もののホワイト 4種類を試飲させていただいた。 ルビーが、フルーティ&エレガントでなんとも美味しい。10年もののホワイトも葡萄がフレッシュ&濃厚で、癖になる味わいだ~!
そう、この景色で飲むから、味も100倍美味しいのかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/4a/f038012252df2c2f0a26aac0885335f6.jpg)
ちなみに、ルビーとは、何メートルもある巨大な樽で熟成されたもの。空気が触れる面が少ない分酸化が少ないので、綺麗なルビー色をしている。
トゥーニーは、小さめの樽で熟成、空気に触れる面が多い分、早く熟成しオレンジがかった色あいになる。ホワイトは、白ワインの酒精強化。
パン屋さんが主催と聞いて、4種類のポルトガルの伝統的なパンを焼いてくれ、オリーブオイルもピリっとしたタイプとマイルドなタイプ2種類。季節の無農薬さくらんぼを山盛り!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/c8/4656895cd4a841ba96604d042c96ac46.jpg)
このワイナリー、アグリツーリズモもやっており、宿泊も可能とのこと。葡萄の収穫シーズンには、手伝うことも出来る。あ~、ここの家の子供になりたい(って?)、7人のうち独身の兄弟がいないか聞くのを忘れた・・・。
山道を下りながら、世界遺産に登録されているドウロ渓谷に出た。段々畑(葡萄の)とくねくねとしたドウロ川。水のあるところは、涼やかで気持ちが晴れる。このドウロ川は、ポルトまで流れて大西洋に出る。 本日の宿は、この川のほとり、レグアにある。到着は、6時半。 朝6時半にカステロ・ブランコを出発してから12時間。 本日バスの走行距離は、300キロを越えた。 静かに黙々と安全運転を続けてくれた、運転手さん、お疲れ様! そして、ありがとう!
世界遺産ドウロ渓谷の一部
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/8b/0b640d1e528d3525b40a80150af78ef6.jpg)
さて、我々に、ゆっくりしている暇は無い。 まだ、あるの~??? ツアーには含まれないが、希望者だけということで、ポートワインの生産者に行く人?って、主催者の大和田さんが聞いたら、ホテルに残ると言ったSさんを除き、全員手を挙げた、皆、タフだね~。人生の中で今後、ポートワインの生産者を訪れるという機会は無いかもしれない、私もへろへろだったけど、ここまで来て、生産者&畑を見ないわけにはいかない。7時にロビー集合。 生産者のサンタ・エフューミアの方々が、何台も自家用車を用意してくれて、皆で分かれてワイナリーに向かう。田舎の法事で、親戚が車を出し合い、乗り合わせていくような状態だ。
車中、上手ではないが、英語を話す女性がドライバーだった。ポルトガルも高齢化・少子化が進んでいることや、彼女の兄弟は7人で、その7人で仲良くワイナリーを経営していることなどを教えてくれた。15分くらいの楽しいドライブだった。
ポートワインは、ワインにブランデーなどを加えて酒精強化したお酒のこと。ポルトガルで作られた全ての酒精強化ワインは、ポートと呼んでいいのかと思っていたら、このドウロ渓谷の決められた地域で作ったものしかポートと呼べないとのこと。彼らの土地にも、それを記した石が打たれていた。
訪れたキンタ・ド・サンタ・エフューミア社は1894年の創業。
彼らの前の代までは、葡萄を大きなワイナリーに納めていたようだが、彼らの代になってから、彼らでワインを造り、販売をしている。
バイショ・コルゴ地区サンタ・エフューミア葡萄園産の葡萄を用い、伝統的なラガール(葡萄圧搾機)で足踏みをしてキンタ(ワイナリー)内でポートを造っている。
生産者が瓶詰まで一貫して行っている、数少ない家族経営のメーカーのひとつらしい。
ワイナリー 1Fは、ワインを生産するエリア、貯蔵庫、倉庫。 2Fは、壁前面ガラスで世界遺産ドウロ渓谷を見晴らす最高のオフィス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/b6/8b445c6834194547243f53e0c8ae597d.jpg)
建物は比較的新しく、ステンレスのタンクもピカピカだ。でも、葡萄の圧搾は、今でも足踏み。凄いこだわり。手前がステンレスタンク、奥に足踏みをする石だかコンクリートで出来たプールのようなもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/c2/da83643a399bac0f25e7daabb69b9971.jpg)
6月1日現在、葡萄は、まだ赤ちゃん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/7d/489d2569948e7003d72b8434c12abf80.jpg)
見よ、この景色! ここに1年くらい住みたい・・・
ここの家のわんこ。我々がチーズやらパンやらはちみつやらを廻ってきたから、いい匂いがするのか、ずっとくっついてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/c3/89749b3c5593bf498c67a2c0425f456d.jpg)
さて、お待ちかね、試飲タイム♪
2004年のヴィンテージ・ルビー、何年だったか忘れたけどトゥーニー、10年もののホワイト、20年もののホワイト 4種類を試飲させていただいた。 ルビーが、フルーティ&エレガントでなんとも美味しい。10年もののホワイトも葡萄がフレッシュ&濃厚で、癖になる味わいだ~!
そう、この景色で飲むから、味も100倍美味しいのかも。
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ちなみに、ルビーとは、何メートルもある巨大な樽で熟成されたもの。空気が触れる面が少ない分酸化が少ないので、綺麗なルビー色をしている。
トゥーニーは、小さめの樽で熟成、空気に触れる面が多い分、早く熟成しオレンジがかった色あいになる。ホワイトは、白ワインの酒精強化。
パン屋さんが主催と聞いて、4種類のポルトガルの伝統的なパンを焼いてくれ、オリーブオイルもピリっとしたタイプとマイルドなタイプ2種類。季節の無農薬さくらんぼを山盛り!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/c8/4656895cd4a841ba96604d042c96ac46.jpg)
このワイナリー、アグリツーリズモもやっており、宿泊も可能とのこと。葡萄の収穫シーズンには、手伝うことも出来る。あ~、ここの家の子供になりたい(って?)、7人のうち独身の兄弟がいないか聞くのを忘れた・・・。
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