自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

リスボンで懐かしのあのワインに・・・

2012年07月23日 | ポルトガル2012
6月3日旅の6日目、ポルトからリスボンへ向かう。とうとう明日は、ポルトガルとお別れ、速い・・・。
今日は、ポルトから列車に乗っての移動だ。鉄子ぎみの私は、ウキウキ♪ 冷蔵庫のなかったポルトのホテルで、昨夜に続き、氷をたくさんもらい、チーズの入った保冷バッグに詰め込む。 今のところ、セーラちゃん(セーラ・ダ・エストレーラ チーズ)は、なんとか元気だ、よしよし。我々のスーツケースは、空のバスがリスボンまで運んでくれる。本来なら我々もバスに乗り込めはいいのに、列車の旅をするため? 
ホテルを出発、駅に向かう。 アズレージョの美しいサン・ベント駅は、目の前だ。楽しみだな~。 あれ???何で、バスに乗るの??? なんとサン・ベント駅ではなく、リスボンへの列車は、街の東にあるカンパニャン駅から出発。ううう・・・、目の前にあったのに・・・・、見のがした・・・(涙)


列車は、8:52発のIC(インターシティ)、リスボンまでは、約3時間の旅。特急ではないので、少し時間がかかる、こだまみたいなものかな。 ホームに入り、指定の車両番号を探す。 ???ない! きっと一人だったら不安だったと思うが、今回は、ガイドさん含め23人の団体。誰かが、ここで連結する車両がこれから来るのだろう、と予測する。 大正解、しばらくすると連結車両がやってきて、無事、我々の席につく。 ・・・世界の車窓からを楽しむはずが・・・、窓ガラスが汚~い! 外がよく見れないよ~~。

曇りガラスから眺める景色・・・、う~む、悲しい。 
ぼ~っとしていた私とは反対に、主催者大和田さんは、朝から活動的だ、さすがパン屋。 食堂車に行って、お茶とケーキを楽しんでいたようだ。 若いビール好きの女子は、他のポルトガル人客との交流を成し遂げており、ビールやサンドイッチをご馳走になっていたとか・・・。
ポルトガル人も日本人と似た様に、箱ごとビールと弁当を持ち込み宴会だ。親近感が湧く。このポルトガル人ご一行様は、リスボンで行われる、フジロックのようなサマーフェスティバルに行くのだそうだ。夜中まで盛り上がって、特別列車に乗り、夜中にポルトに戻るのだそうだ。元気だね~。途中、アズレージョの美しいアヴェイロ駅、元首都がおかれていたコインブラ(ここには、ヨーロッパ最古の大学、コインブラ大学がある)を通過し、リスボンへ向かう。これらの景色も、汚い窓ガラスのおかげで、ちょっと欲求不満。

さて、リスボンに到着。全員で昼食。 23人が一度に食事のできるレストランは限られる、いわゆるツアー客御用達レストラン。 期待はしないが、今まで他の参加者と同じテーブルになることがなかったので、他の方々といろんなお話が出来き楽しい時間を過ごせた。
サラダと干しダラのコロッケ、シーフードご飯、エッグタルト。あれ?メインは? 「メインは、シーフードご飯だよ」と添乗員さん。ガクっ。 「あれ?かまぼこが入ってる」と同じテーブルのKさん、いわゆるカニかま、だかスリミみたいなもの。う~む。

主催者大和田さんのテーブルを見ると、なんと見覚えのあるボトルが・・・。
何十年も見ていなかった、マテウス・ロゼ! 「ワインの棚を見たら、見覚えのあるボトルがあったから、オーダーしちゃった~」さすが、面白いことを呼び寄せる主催者大和田さん。




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