録画予約をしていた深夜に放送の温泉番組「秘湯ロマン」、オープニングから番組終わりまで、昭和のかおり満載(^0^) お姉さんがタオルを巻いて入浴、お姉さんはしゃべらず、男性の声でたんたんと宿、浴槽の紹介をする。夕飯を食べながら、ほーっと見ていたら、奥蓼科温泉郷の紹介をしていた。ふ~む、いいね~。 GWは何の予定も無いし、行こうかな、、、お部屋開いてるかな~? と空室情報を見てみると、空いてる~♪ しかも、一人宿泊出来るし、お値段高くな~い!
宿泊された方々の口コミを見ていると、「近くに綺麗な池があって・・・」
ん? もしや、何かピンと来た。数年前に読んだ原田マハの小説「生きるぼくら」に出てくる「御射鹿池」ではないか、と。 ずっと、行ってみたいと思っていたのだ。これは、呼ばれた気がする。
4月28日(日)GW前半、最近推し活に忙しいとお会いできていないSさんに声をかけてみた。空いてます!とのことで、一人一部屋ずつ(*^ー゚)予約して、茅野駅で集合。
東京から特急あずさに乗り茅野駅で降りる。 二十歳そこそこの若かりし頃、茅野駅で降りて白樺湖に行った時以来だ。そこからは、バス。 本数は少ないけど、公共交通機関で行けるのがいい。
南アルプスの山々
東京から1月近く遅い桜、GWただいま満開
ここでバスを降り、宿まで5分ほど歩く。
見えてきました。
高級旅館でないし、トイレも共同だけど(男女別々←これ大事)出迎えてくれたのは、山が大好きな若くて明るいスタッフ。とっても感じがいい。ここの出身という訳で無く山好きでここで働いているのだそう。 ご一緒したSさんと共通の知り合いが偶然見つかり、盛り上がる。世間は意外と狭いのです。
明治温泉、江戸時代中頃に発見された”明らかに治る湯”が、その名の由来、温泉が楽しみだ~♪
オカミという名の老犬がお出迎え。
くつろぐロビー
食堂もレトロな照明が、昭和だ。
案内されたお部屋は、宿の横にある滝が眺められるお部屋でした。
Sさんは、早速、温泉へGo!
私は、周りを散策、近くにある綺麗な池=御射鹿池を見てこよう♪
この辺も自由なんだな...(^0^)
宿横の滝 おしどりの滝
ジブリみたい、苔がふかふかしてる。
水仙のいい香り
先ほどバスを降りた停留所まで歩き、その先に御射鹿池
はあ、新緑はまだだね。
でも綺麗~
東山魁夷が描いた「緑響く」のモデルとなった池
念願の池も見られたし、さあ、温泉に浸かろう♪
湯船は3つ
打たせ湯がある左手前が、25℃の自然湧出の冷泉源泉
右手前は、それをほどよく暖めた湯
奥は、滝が見渡せる。 春は桜、秋は紅葉が楽しめるんだね。 ここは街中よりさらに桜の開花は遅く、4月末はまだ固いつぼみだった。
手前の二つの中間くらいのぬる湯にしてある。 体がふわっと軽くなり、いつまでも入れる湯。 この3つをぐるぐる。 いきなり25℃には入れない。冷たいプールに入る感覚だから。ここから、温かい湯に入ると、足がビリビリ、血が全身を巡っている感覚~~。
鉄分の多い茶系の色と香り
温泉の後は、ご飯♪
私は、鶏の鍋を選択し、Sさんは、天ぷらを。山菜がいろいろ乗ってました。
早めに床に入り、日の出の前の神秘的な御射鹿池を見たい。
んが、日の出が早すぎて、目覚めた時は、すでに明るくなってきちゃったじゃな~い(@@;) 慌てて、着替えて、外に出る。 小鳥のさえずりだけが聞こえ、誰も歩いていない・・・なんだか急に怖くなって(熊出るかも???)戻ろうかと思ったけど、勇気を出して前に進む。
朝6時(^0^;)、こんな朝から、カメラ小僧が一番いいとこ陣取ってました。人気あるのね~。 静かな池には、木や山々が鏡のように映っています。
朝日を浴びる山々
鴨ちゃん
はあ、空気がきりっと気持ちいい。早起きは三文の得
朝ご飯
頑張ってます。 フレンドリーなスタッフ達、お一人でいらっしゃてる女性に、寂しくないよう話しかけて気遣いもGood(^O^)v
食堂のベランダに出ると
滝が近い
滝壺も見れる。 昼間になると滝壺は青く輝く。
食堂を出ると、謎の?階段
フリーに使える休憩室が2階にありました。
立派~。
昭和のオブジェ?
この宿は本当に良心的だな~と思うのは、こんなスペースや
チェックアウト後も、宿泊客は日帰り温泉無料なんです。 荷物を置いて、宿横から(看板犬オカミの横を通って)ハイキングに出かけて一汗かいた後戻って、ひとっ風呂してもいいんです。頑張って続けて欲しいな~、と強く願う宿。
ハイキングといっても、結構ハードそう(@@;)
いや~、スタッフが楽しそうに働いているいい宿でした~。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます