自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

ギャラリー・セントアイヴス@世田谷区深沢

2018年01月28日 | 日記
最近読んだ、原田マハの作品「リーチ先生」は、イギリスの陶芸家・画家バーナード・リーチのお話。 日本に来て、芸術家、作家、詩人などと多くの出会い・交流があり、お互いに刺激しあって、イギリスと日本、両国の文化・芸術に影響を与えた20世紀のアーティスト。 1920年、イギリスに戻り、イングランド西端の港町セントアイヴスにリーチ工房を開いた。

本の話の中に、スリップ・ウエアという陶芸の技法が出てくる・・・、どんなものなのか・・・と、ググっていると。 あれ?ギャラリー・セントアイヴスっていうギャラリーが出てきた。 いつもバスで前を通るし(◎_◎;)、歩いていけるし、超ご近所さんじゃん。 オーナーである井坂浩一郎氏は、イギリス在住時代に、スリップ・ウエアの陶器に出会い魅了され、その地名にちなんだセントアイヴスという店を2000年にオープンさせた。
偶然、私の知人の知人(;^ω^)で、コッコロにも一度来て下さったことがある! いろんなことが繋がってきてしまう最近(^^ゞ、またか。

ホームページをのぞいてみると、つい2週間前まで、リーチ工房100年を記念して「濱田窯三代とリーチ・ファミリー」っていう展覧会もやってた〜。これは、その作品を観に行かねばっ!
益子の濱田窯、濱田庄司は、日本でリーチと出会い一緒にイギリスに渡り、共にリーチ工房を開いた人物。 その互いの親子三代の作品を展示するという面白い企画。 すでに終了しちゃってたけど、中に入ると、リーチ氏のエッチングも飾られていたり、濱田、リーチ三代の作品も観ることができた。

井坂氏が発行している小冊子をいただいた。

自由ヶ丘からは、小さな赤いバス・東急コーチで行ける深沢。 自由ヶ丘、駒沢、等々力、尾山台など、どの駅からも遠いことから「陸の孤島」とか言われちゃってるけど(;^ω^)、桜並木の遊歩道があったり、紀伊国屋やセイユーだって近くにはあるんだぞ。 静かな住宅街なのだ。
緑道横、商店街の一角にある、ギャラリー・セントアイヴス



なるほど、、、スリップ・ウエアの技法とはこんなか・・・。
こうやってスリップ・ウエアの作品が常設で展示されているのは、日本でたぶんここだけ。 かなりマニアックな世界かもね。

オーナーさんに、原田マハのリーチ先生を読んで、スリップ・ウエアのことを調べていたら、ここが出てきたんですよってお話したら、
「原田マハさんとは、イギリスもご一緒させていただいたんですよ。」と、にこやかにお話下さった。 彼女の表現力は、ゆたかで膨らみがあり、彼女のお人柄をそのまま表しているようだ、とおっしゃっていた。 あの作品「リーチ先生」には、オーナー井坂氏の力も大きかったのだな〜。 コッコロのお話もしたら、覚えていて下さいましたよ(⌒∇⌒) なんだか嬉しいし、面白いですね〜。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 牡蠣三昧@オイスターバー・ジ... | トップ | 銀座いまでや角打ち → わいん... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事