30 伊藤義弘 投手 28歳 年俸3000万円
【2010年成績】 65試合 1勝2敗1S 防御率3.48 64回2/3 55被安打 2被本塁打 26与四球 2与死球 65奪三振 被打率.234
今季も65試合と登板数を重ね、今やロッテに欠くことの出来ない存在となった伊藤です。
強気の性格はリリーフにピッタリですし、150キロ近いストレートで押すスタイルは見ていて爽快感があります。
ややコントロールがアバウトなところはありますが逆手に取れば武器にもなりますので、迷い無くこのスタイルで突き進んでもらいたいものです。
今季も序盤は例によって勝っていても負けていても使われる酷使とも言える起用で調子が今ひとつ上がりませんでしたが、中盤以降は勝利の方程式として徐々にではありますが安定感のあるピッチングを披露してくれました。
やや高めに抜けがちではありますがストレートには威力があり空振りが取れましたし、久しぶりに見るシュートで内角をえぐるところなどは伊藤の真骨頂と言ってよいでしょう。
レギュラーシーズンの最終戦ではCS出場を決める締めくくりを務めましたし、日本シリーズでは胴上げ投手にもなりました。
小林宏が不振だったこともありますが、その次のポジションにいると目されているからこその起用であったと思います。
ですから伊藤の次なるステージは守護神だと、そう考えたくなるのは自然の流れでしょう。
イニング数と同程度の三振を奪えることは抑えとしての必須アイテムですし、強い気持ちを持っていることも後押しをします。
今や伝説となりつつあるルーキーイヤーの、しかもオープン戦の段階で見せた強心臓ぶりがあれば、小林宏の跡目を継ぐことは難しくはないと思います。
ただ気になるのは本人にその気が無いのではないかと、そんな言動が目に付くことです。
ライバルである内を推して自分はそこに繋ぐために頑張るといった発言もあったようですし、契約更改の際には中継ぎとして50試合以上の登板を目指すとのコメントを残しています。
年長者らしい気配り、配慮なのかもしれませんが、その優しい気持ちがピッチングに隙が生まれるリスクになるのではないかと、何となくそんなことを考え始めました。
強気のピッチングとは裏腹な表情をマウンド上で見せることもある伊藤ですから、実は弱い自分を叱咤して頑張っているのかもしれません。
例えそうであっても内やペンらと競い合って守護神を目指して欲しいですし、そうすることでお互いがレベルアップをしてくれることが理想です。
石川球団運営本部長は相変わらず新外国人投手に抑えを任せたいような発言を繰り返していますが、そんなものは吹っ飛ばしてもらいましょう。
何にせよ伊藤がリリーバーとしてチームに貢献をしてくれなければ上位進出が厳しいことだけは間違いありませんので、ピッチングのみならず多少の自己主張をする気の強さを見せて欲しい伊藤ですし、ベンチも中途半端に調子の良い投手をなどということをせずに開幕までには守護神を1人に決める胆力が欲しいです。
その中で伊藤というピースが適材適所としてキャンバスに埋まるのであれば中継ぎでも抑えでも構いませんし、そこで持てる力を十分に発揮をしてくれる伊藤であると信じています。
【オリオン村査定】 3000万円 → 4500万円 (△50%)
勝ってても負けてても伊藤と酷使される中で、さすがに肩が張って一時一軍を離れましたが、休養をはさんでベストパフォーマンスを披露したタフネスぶりには本当に頭が下がります。
本人は「ホールド王を目指す」と言っているようですが、ぜひセーブ王となってミリオンダラーズの仲間入りをしてもらいたいです。
伊藤で負けたら仕方がない、と思えるほどひいきにしているピッチャーです。
中日ファンにとって内とともに顔も見たくない投手らしいです(笑)。
実際のところ、伊藤と内はどちらがストッパー適性高いのでしょう?
オリオン村の常連さんでも意見は割れそうですね。
個人的には能力は内、気力(性格)の伊藤と考えています。
内は一度失敗したら引きずりそうなタイプですが、伊藤はちょっとの失敗ではめげない感じですよね。
もしかしたらオリオンさんの仰る通り、自らを叱咤しているのかもしれませんが、それならむしろ対したもんだと思います。なかなか出来ませんよね。
何にせよ、この二人で八、九回を締める来期であってほしいです。
ところで、石川さんがストッパーは新外国人で、と言った発言は耳にしたのですが、ペンと言う声もあるんですか?
ペンは未知数ですね。
伊藤は救援成功率が94.12%とずば抜けて高いのがいいですよね。1位がファルケンボーグで2位が伊藤。
しっかりリードを守ることができてます。
本人も契約更改時に「負け試合での失点が多かった。問題はそこ。」と言ってるように、勝ち試合ではちゃんと抑えるのに負けてる時に登板するとちょこちょこ失点するんですよね。
そういう点からも便利屋は向いてないし、セットアッパー、クローザーに固定すべき投手です。
リリーフ陣の中で一番メンタルが強いと思うし内より伊藤の方が抑え向きだと思うのですが、当の本人があまり乗り気じゃなさそうなので来季はセットアッパーでしょうか。
いずれにしても、もうマリーンズのブルペンには欠かせない存在となったのは確かです。
短期間だけ結果を残せる選手は沢山いますが、プロ野球は3年やってなんぼの世界。
その中でルーキーイヤーからこれだけ投げてきたのは本当に立派。本人も大きな自信になったでしょう。
来季もその鉄腕でブルペンを支えてほしいですね。期待してます。
これまでは便利屋として使われておりましたが、そろそろ明確な役割を与えて欲しいです。
伊藤と内のどちらがクローザーにふさわしいかですが、個人的にはノーアウト満塁でも抑えられそうな内がセットアッパー、1イニングで勝負する伊藤がクローザーを希望します。
リード時も同点時もビハインド時にも登板し続けた印象があります。おそらくプルペンで肩を作る機会の一番多い投手だったのではないでしょうか?
この便利屋としての無茶苦茶な起用に伊藤が耐えてくれたからこそ、駒の少ないリリーフ陣が目立った崩壊もせずにシーズンを乗り切れたのだと思います。
ただ伊藤も人の子です。これで3年連続での便利屋起用となり、もはや、いつガタがきてもおかしくありません。
来季こそは明確な立ち位置…クローザーとしてセーブ王を獲得し、表のMVPとなる伊藤が見たいものです。
それだけ剛球の魅力があるのでしょう。
中日の浅尾が億までいったはずなので、
伊藤が怪我しても公傷扱いで、それなりに厚遇してほしい、と思わせる過酷ぶりでした。
皆さんのおっしゃる通り、クローザーは伊藤が良いと思います。
ほぼ、2試合に1回は登板しているのでそう思うのでしょうか。
うちは家族全員がマリーンズファンで試合をみんなで見ることが多いのですが、家内や娘はどうしてもその印象に引っ張られるようで8月ぐらいまでは伊藤が出て来ると「大丈夫?」という感じで見ていました。
ただ、息子は冷静に判断しているので「問題ないよ」と言っていましたが。やはり負の印象が強いのでしょう。
印象って大事ですね。9月に入ってからは家内などの印象は変わってきていましたから。
タイプから言って中継ぎより8回に出て来るセットアッパーか抑えがいいのでは?とは思います。三振が取れて強気のピッチングができるのが良いですよね。
ただ、酷使というより、勝ちでも負けでも出て来る感じは嫌なんですけどね。
成瀬と伊藤は結構三振が取れるんですよね。イニングにつき1個ってダルビッシュなみですからね。
その後の活躍は皆さんの言われる通りで、ハートも強いならいいと思うのですが。
ところで・・・私がちょっと仕事とイベントで忙しくしてる間にオリオンさんは中国行っちゃうし、成績表は伊藤投手まで進んでるしで浦島太郎になってしまいました。 どんなに忙しくても更新してくれるオリオンさん、改めて尊敬しまくりです!