電脳筆写『 心超臨界 』

人生のすべては師となってあなたの前に出現する
注意を払って迅速に学べ
( チェロキーインディアンのことわざ )

自分を鍛える! 《 “やりたいことをやる”ために「やってはならない」こと!――ジョン・トッド 》

2024-07-31 | 03-自己・信念・努力
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日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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欲望というのはけっして満たされることのないものである、欲望に支配された時、それはあなたを滅ぼす敵となる。自由にものを考え、先を見越すことができるのに、である。欲望に屈すれば、必ず人は自らの堕落を痛感することになるのである。挙句には、自分で自分を軽蔑するようなみじめな結果になる。道楽にふけるようになると、良心は間違いなく鈍り、死んでしまう。精神は柔弱になり、知性はまったく働かなくなる。


『自分を鍛える!』
( ジョン・トッド、三笠書房(2002/02)、p225 )
8章 あなたも“自分の壁”を破れる

◆“やりたいことをやる”ために「やってはならない」こと!

「われわれが出世しようと努力するのは他でもない。大勢の人間に囲まれ、仕事に忙殺されることによって本来の自分から目をそらせたいがためである。本当の自分を直視するに堪えないからである」

これは、パスカルの言葉であるが、然るべき人生の目標を持って生きていないと自覚している人には、とりわけ熟考に値する言葉である。つまらない仕事に追い回されて人生を無駄にしているのはまさにこのためであると気づいている人は、おそらくほとんどいまい。しかし、そのために生ずる結果に無関心でいられる人はいないはずだ。

本書をお読みになっている読者の方々も、将来ひとかどの人物となり、あらゆる点で自分の目標とするにふさわしい仕事に就きたいと考えておられることだろう。その目標とは、快楽であるかもしれないし、富や他人からの称讃、あるいは善行であるかもしれない。

快楽についてはくどくど言うつもりはない。欲望や情欲に動物のごとく身をまかせることを人生の目標とし、それを幸福だと感じるほど堕落した人間にとっては、教育も友情も自分自身でさえも、まったく何の意味も持たなくなる。

欲望というのはけっして満たされることのないものである、欲望に支配された時、それはあなたを滅ぼす敵となる。自由にものを考え、先を見越すことができるのに、である。

欲望に屈すれば、必ず人は自らの堕落を痛感することになるのである。挙句には、自分で自分を軽蔑するようなみじめな結果になる。道楽にふけるようになると、良心は間違いなく鈍り、死んでしまう。精神は柔弱になり、知性はまったく働かなくなる。

すぐさま永遠に確実に堕落したければ、心の安らぎなどいらぬというなら、立派な有用な人物にもなりたくないというなら、私がその方法を教えてあげようではないか。

欲望をつのらせることだけに心をくだき、情欲に身をまかせ、甘美なる盗泉の水を飲み、禁じられたパンをこっそり食べさえすればいいのだ。そうすれば間違いなく、目標に向かって進んでいくから安心してよい――ただし、それは破滅に向かっての一直線である。
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