実際のロシア革命は、ユダヤ人たちが起こした革命です。ロシア革命の指導者、あるいは革命政府の上層部の約8割はユダヤ人でした。トロツキーはユダヤ人で、レーニンも4分の1はユダヤ人です。ロシア革命は、一言で言えばユダヤ革命です。イギリス人が書いた本(ヒレア・ベロック 『The Jews』)には「ジューイッシュ・レボリューション(ユダヤ革命)」と明確に書かれています。 . . . 本文を読む
不幸にして、韓国はわが国の進出企業に考えうるかぎりの意地悪と妨害をして、撤退を余儀なくされましたが、アジア全域に向かってわが国の企業は効果的に進出しています。各地からねんごろな要請を受け、おおいに歓迎されています。鶴見さん、あなたはこの現況を見て、不愉快きわまり憤激し、「ああ腹立ちや腹立ちや」と地団駄踏んでいるでしょうが、まあそのように思いつめて腸捻転など起こさぬよう、くれぐれも健康にご留意ください。 . . . 本文を読む
ついこの間まで、「家名を上げる」というのが日本人の最高価値であった。消極面でも「家名を汚さない」というのが、道徳基準であった。それは、つい3、40年前までそうだったのだ。しかし、現在は先祖や家を意識することが急減したために、自分たちの行動の理由がわからなくなり、西洋的やり方を無条件に優れていると思うインテリが増えているし、むやみと張り合う教育ママが生じているわけである。
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「他人の長所を認めて賞賛する人は、誰よりも多くの友人に恵まれる。そのような人の性格は大らかで素直で心が暖かく、他人の手柄を無邪気に喜ぶことができるのだ」とサミュエル・ジョンソンは言っている。ジョンソンの親しい友人であるボズウェルは、彼に対して神を崇拝するのにも似た気持ちを抱いていた。だからこそ伝記文学の傑作『サミュエル・ジョンソン伝』が生まれたのである。ジョンソンのような人物に魅力を感じて、他人に軽蔑されたりばかにされたりしながら彼に対する尊敬の念を失わなかったのは、ボズウェル自身がすぐれた性格だったからにちがいない。 . . . 本文を読む
充実した人生を送っている人は、病気とは縁遠い人間である。彼らは自分が風邪とか頭痛で何もできなくなるとは思い込まない。そうした病気を治す力が自分にはあると信じている。自分がいかに気分がすぐれないかとか、いかに疲れているかとか、持病にいつも悩まされているとかいうことを、他人に触れまわって歩かない。 . . . 本文を読む
最大限の努力を払ってでも勤勉の習慣を身につけなければならない。それさえできれば、なにごとにおいても進歩や上達は目に見えて早くなるだろう。また「習うより慣れろ」の言葉通り、同じことを何度も反復練習する必要がある。それなしには、たとえどれほど簡単な技術であろうと、ものにはできない。 . . . 本文を読む
使うにしても真剣である。慎重である。だから金の値打ちがそのまま光る。金は天下のまわりもの。自分の金のといっても、たまたまその時、自分が持っているというだけで、所詮は天下国家の金である。その金を値打ちもなしに使うということは、いわば天下国家の財宝を意義なく失ったに等しい。 . . . 本文を読む
ただ現在与えられたものをもって満足するという、いわゆるその分に安(やす)んずる習慣をつけなさい。これが難しいようで、実は易しいんだが、易しいことを難しいように考えるのが人間だ。「ありのままに我ある世とし生き行かば、悔いも怖れも何ものもなし」。 . . . 本文を読む
普通の失明者と違いハンセン病患者は、近藤さんが言うように手足の指先が知覚麻痺を起こしているので、指先で点字をさすって読むことができません。近藤さんやバンドの人たちは、唇と舌とで楽譜を読むのです。それは他園の同病患者の詩人が、「舌先で点字を読みながら作詩した」という話を聞いて、近藤さんはヒントを得たのです。 . . . 本文を読む