電脳筆写『 心超臨界 』

ひらめきを与えるのは解答ではなく質問である
( ウジェーヌ・イヨネスコ )

クリエイティブ・コモンズを提唱する――レッシグ教授

2024-05-11 | 05-真相・背景・経緯
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
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そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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コピーライト(著作権)は個人や企業の利益を守るためにある。著作権で守られたコンテンツやソフトウェアは、コピーすることも手を加えることもできない。技術革新のためのプロセスのひとつである「統合と発展」のことを思うと、なんとももどかしいものだ。そのためコンピューターのソフトウェア開発の世界では、コピーライトに対抗して、コピーレフト(著作権放棄)を主張する動きが既に起こっている。

このコピーレフトの動きは、「クリエイティブ・コモンズ」(CC)と呼ばれ、最近では映像や音楽などデジタルコンテンツにも積極的に展開する動きが出てきた。著作権に縛られていた世界ではまったく想像もつかない、わくわくするようなコンテンツが生まれるかもしれない。


◆クリエイティブ・コモンズを提唱する――レッシグ教授

「あすへの話題――著作権を巡って」 アドバンテスト相談役・大浦 溥
( 2006.08.31 日経新聞(夕刊))

私たちになじみの深い映画「ローマの休日」のDVDをいくらで購入できるのだろう。5千円くらいか、その十分の一の5百円くらいか、もめている。ことの起こりは2004年の著作権法改正の解釈だ。改正で04年に有効な著作権がある作品は、自動的に20年間の保護延長が認められ、発表後70年間有効とされた。

ある格安DVDの製造販売会社が、「ローマの休日」など1953年に公開された映画のDVDは2003年末に50年の保護期間が終わったとして安い値段で売り出した。これに慌てた米国映画会社は待ったをかけ、東京地裁で争ったが、地裁は7月中旬、保護期間は満了しているとして申し立てを却下した。映画会社は知財高裁に即時抗告し、争いは今も続いている。

インターネットの世界でも映像や音楽などデジタルコンテンツが流通する過程で著作権が問題となることが多い。解決策の一つとして「クリエイティブ・コモンズ」(CC)という運動があることを知った。米スタンフォード大学のレッシグ教授が提唱し「著作権者があらかじめ作品の使用条件を明示して、ネット上で公開し、利用者の許諾手続きを省くことができる」仕組みだ。

プロバイダー大手、ニフティの古河建純社長はこの運動に意欲まんまんで短編映画発掘プロジェクトを起こし、CCマークをつけたうえで、改変できる映像や楽曲など素材をネットで公開した。才能ある人はニフティが定めた条件を満たせば、素材を自分の作品の中に取り込んだり、自分の創意を加えて新しい作品を創りだすことができる。

誰もがクリエーターになれる。何かが飛び出してくるか楽しみだ。
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