電脳筆写『 心超臨界 』

幸せは外部の条件によって左右されるものではない
自分の心の持ちようによって決まるのである
( デール・カーネギー )

真珠湾攻撃の真実 《 「恥辱の日演説」――ハミルトン・フィッシュ 》

2024-10-13 | 04-歴史・文化・社会
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日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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私は今では、あのルーズベルトの演説は間違いだったとはっきり言える。あの演説のあとに起きた歴史をみればそれは自明である。アメリカ国民だけでなく本当のことを知りたいと願う全ての人々に、隠し事のない真実が語られなければならない時に来ていると思う。あの戦いの始まりの真実は、ルーズベルトが日本を挑発したことにあったのである。彼は、日本に、最後通牒を突きつけていた。それは秘密裏に行なわれたものであった。真珠湾攻撃の10日前には、議会もアメリカ国民をも欺き、合衆国憲法にも違反する最後通牒が発せられていた。


◆ルーズベルト大統領「恥辱の日演説」の嘘

『ルーズベルトの開戦責任』
( ハミルトン・フィッシュ、草思社 (2017/4/4)、p23 )

私は25年間、共和党の下院議員であった。1933年から43年まで外交問題委員会、1940年から45年までは議院運営委員会の主要メンバーであった。

1937年から1945年の間、ワシントン議会における外交問題の議論に深く関わった。私と同じような立場にいたメンバーのほとんどはもう亡くなっている(訳注:1976年時点)。1941年12月8日に対日戦争布告容認スピーチをした最初の議会メンバーである。議会のスピーチをラジオで国民が聞いたのはこの時がはじめてであった。私のスピーチを、2千万人を超える国民が聞いた。スピーチは、あの有名なフランクリン・ルーズベルト大統領の「恥辱の日」演説(訳注:大統領が議会に対日宣戦布告を求めた演説)を容認し、支持するものであった。

私は今では、あのルーズベルトの演説は間違いだったとはっきり言える。あの演説のあとに起きた歴史をみればそれは自明である。アメリカ国民だけでなく本当のことを知りたいと願う全ての人々に、隠し事のない真実が語られなければならない時に来ていると思う。あの戦いの始まりの真実は、ルーズベルトが日本を挑発したことにあったのである。彼は、日本に、最後通牒を突きつけていた。それは秘密裏に行なわれたものであった。真珠湾攻撃の10日前には、議会もアメリカ国民をも欺き、合衆国憲法にも違反する最後通牒が発せられていた。

今現在においても、12月7日になると、新聞メディアは必ず日本を非難する。和平交渉が継続している最中に、日本はアメリカを攻撃し、戦争を引き起こした。そういう論説が新聞紙面に躍る。しかしこの主張は史実と全く異なる。

( 中略 → p412 )

以下はルーズベルト大統領が1941年12月8日に議会で行なった対日宣戦布告の承認を議会に求める演説の一部抜粋である。

「わが国と日本は平和状態にあり、同国政府および天皇と、太平洋方面における、和平維持に向けて交渉中であった。実際、日本の駐米大使らは、日本の航空隊がオアフ島攻撃を開始してから1時間後に、直近のわが国の提案に対する公式回答を国務長官に手交したのである。この回答には、これ以上の交渉の継続は無益であると述べられているが、戦争行為あるいは武力行使を示す言葉は含まれていなかった」

上の大統領の説明は全くの嘘である。真珠湾が攻撃された前日の午後6時には解読された日本の暗号を大統領は確認している。大統領が「これは戦争ということだな」とつぶやいたことは多くの証言から明らかになっている。従って、議会演説のおよそ18時間前には日本の軍事行動が近いことを知りながら何もしなかったことがわかる。それどころかその事実を隠そうとした。わが国歴史上最悪の隠蔽工作である。その結果として先の大戦にわが国は巻き込まれ、30万人が戦死し70万人が負傷した。戦費は5千億ドルにのぼった。

大統領の隠蔽は少し前から始まっていた。11月26日には日本に対して最後通牒を手交していた。ベトナム、中国、満洲からの撤退を要求するものであった。日本はこれで完全に追い詰められた。戦争か、腹切りか。この二者択一を迫られたのであった。このことは議会に全く報告されていない。合衆国憲法に明白に違反する行為であった。
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