夢のなかで、私がハンガリーのコインをたくさん拾い、そのコインを見ると仙人の姿が描いてありました。ハンガリーについての連想のなかで、それは私にとって東洋と西洋の橋のような意味を持っていることが明らかになってきました。 . . . 本文を読む
西洋では、最初になすべきことは、他と分離した自我を確立することです。このような自我が所を得た後に、他との関係をはかろうとします。これに対して、日本人はまず一体感を確立し、その一体感を基にしながら、他との分離や区別をはかります。 . . . 本文を読む
日本の歴史のなかには、もっと違った、なにか説明のできない奥底から吹き出る、深い意志の力をひそませた規模の大きいものが、脈々と生命を打ちつづけているように思えることがある。口絵に掲げた16枚の仏教彫刻群は、もとよりそれが最も美しく開花した実例ではある。しかし、ほかにもまだあるかもしれない。われわれは自分たちをこぢんまりした矮小な世界に閉じこめて考えてはならない。 . . . 本文を読む
経済力、軍事力、情報戦、全ての手段を用いる中国に対して日本政府は国際社会において明確に抗議した。だが奇妙なことに国内でははっきりしない。自民党も公明党もどうしたのだ。この期に及んで習近平国家主席の訪日中止も明言できずにいる。わが国は囲いの中で国際秩序の恩恵を受けてきた。いま、恩返しをするときだ。日本を日本たらしめてきた価値観を守ることで貢献するときだ。 . . . 本文を読む
ブータンという異国の農業の発展のために、その生涯をかけた日本人がいる。1964年、海外技術協力事業団(現・国際協力機構)から専門家として派遣された西岡京治は、後の28年間の人生をブータンでの農業指導に費やした。その功績は国王にも認められ、彼は同国の高位「ダショー」を与えられた唯一の外国人である。 . . . 本文を読む
リンカーンの弁護士時代のパートナーだったハーンドンはその数年前、神学者で奴隷廃止論者でもあったセオドア・パーカーの演説集を1冊リンカーンに手渡しています。リンカーンはその本の中の「民主主義とはすべての人の、すべての人による、すべての人のための直接の自治である」という言葉を読んで下線を引いておきました。 . . . 本文を読む
過去に為した日本人の行為のために、反日意識を持つと考える日本人が多い。しかし韓国人の心情はそうではなくて、絶対的に優越する韓国人が、絶対的に劣位の日本人に支配されたという儒教朱子学上あってはならない現実が起きてしまい、自らを許し難いと慙愧(ざんき)反省しつつ日本人はもっと許し難いというジレンマが反日となって噴出するのである。 . . . 本文を読む
アメリカ政府が日本を守る理由を次第に見失いつつあるということが、最近の新しい厄介な情勢の変化である。約30年ほど前までは日本の潜在的軍事力にアメリカは脅威を覚えていた。約20年ほど前には日本の技術力と経済力とに脅威を抱いていた。脅威のある間は日本を守ると称して、日本を抑制しておく必要があった。しかし今は守る必要も、抑止しておく必要も感じなくなった。中国への警戒心だけが日本を守る唯一の理由らしい理由である。しかもそれすらもこれからは変化する可能性がある。いつまでも今の状態が続くわけではない。 . . . 本文を読む
男女の「性別」という差異をことさら強調することによって女性を弱い立場に置き、それを「蔑視する人間」として1人の人間を差別主義者に仕立て上げて葬り去ったのだ。そんな日本のマスコミの手法は、あらゆる意味で愚劣である。そこには事実も礼儀も、容赦も、遠慮も、何もなかった。私はマスコミに対してだけでなく、日本そのものに深い失望を覚えた。世界に、自分たちが思い込んだ“日本の恥”を晒(さら)し、貶(おとし)め、侮蔑する人々。つくり上げられた「新・階級闘争」に踊らされ、SNSを通して集団リンチに加わった人々には言うべき言葉もない。 . . . 本文を読む
中国の近代史とは、アヘン戦争(1840~42年)以来、列強には租界をつくられ、日本には日清戦争、満洲建国、支那(しな)派遣軍百万との死闘といった屈辱と恨みの歴史なのである。つまり、偉大なる中華民族の復興のターゲットは日本であり、日本民族への雪辱(せつじょく)を抜きには考えられない。尖閣どころか、沖縄、九州、北海道、そして日本全体を舞台に「恨みを晴らす」ことが年頭にあることを知らなければならない。 . . . 本文を読む
歴史上の戦争は教科書ではどの戦争もその原因がまったく把握されていない。残虐で悪い人間がたくさんいたから戦争が起こったのだ、というくらいにしか読めない。そして今のこの時代にも残虐で悪い人間がたくさんいるからみんなでそれを叩き潰そうと、歴史教教科書は公民倫理の本になり代わって叫んでいる。そこには昔の人間が何を恐れ、何から必死に逃れようとしたかが書かれていない。 . . . 本文を読む
経済制裁、経済封鎖が戦争行為であるとしたら、日本は北朝鮮に対してすでに「宣戦布告」をしているに等しいのではないか。北朝鮮がいきなりノドンを撃ち込んできても、かつての日本のように、自分たちは「自衛戦争」をしているのだと言い得る根拠をすでに与えてしまっているのではないか。 . . . 本文を読む
ところが、何をトチ狂ったのか、官房長官の任にあった河野洋平が韓国に対して、従軍慰安婦問題について謝罪してしまたのだ。官房長官が謝罪した。この事実は重い。これで従軍慰安婦問題は決定的になってしまった。そのために日本は子々孫々まで謂(い)われのない汚辱にまみれなければならなくなったのだ。 . . . 本文を読む








