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電脳筆写『 心超臨界 』

強みは物理的な能力がもたらすものではない
それは不屈の信念がもたらすものである
( マハトマ・ガンディー )

学術会議への警鐘――戸谷友則

2025-04-04 | 04-歴史・文化・社会
結局のところ、学術会議が政府の組織でありながら、政府から一切自由な活動を求めるから、ボタンのかけ違いが生じているのだ。学術と政府は適切な距離を取る必要がある。政府が学術に介入すべきでないことはもちろんだが、学術の側も、国民から選ばれた政府の行政に過度に干渉することは慎むべきだ。「政学分離」がきちんとできていないことが問題であり、現在の組織構造は学術の側が政府の領域に踏み込みすぎている。 . . . 本文を読む

南の海に住む泥(でい)という動物――興膳宏

2025-04-04 | 04-歴史・文化・社会
忘年会のシーズンになって、何かと飲む機会が多い。つい飲みすぎて終電車に乗りおくれたり、乗りはしても、居眠りをして乗り越す人もいる。寒風の吹きつける駅のベンチで、正体なく眠りこけている酔っぱらいもよく見かける。意識不明になるまで酔っぱらうことを、「泥酔」という。酒仙として有名な李白は、しばしば「酔いて泥の如し」という表現で自分の酔態を描く。 . . . 本文を読む

「ベン・ハー」の名場面を詰め将棋に表す――内藤国雄

2025-04-04 | 03-自己・信念・努力
12歳のとき、詰め将棋と出会った。たまたま古本屋で手にした本で、江戸時代の名棋士、伊藤看寿が残した詰め将棋を見つけた。天才だと思った。音楽でいえば、モーツァルトのような存在だと思う。以来、自分でも詰め将棋を作るようになった。 . . . 本文を読む

もはや動かしがたい事態に対して潔く従われんことを――ソクラテス

2025-04-04 | 03-自己・信念・努力
キリストの十字架刑以外に、歴史に残る臨終場面といえばソクラテスの死をおいてない。裸足のソクラテスに嫉妬と羨望を抱いた一部のアテネ人は彼にあらぬ罪をきせ、裁判にかけて死刑を宣告した。ソクラテスに好意的だった牢番は毒杯をすすめながら、こう言った。 . . . 本文を読む

平安時代には死刑がなかった――西尾幹二教授

2025-04-04 | 04-歴史・文化・社会
一般に、日本では刑が軽減される傾向が生じ、嵯峨天皇の弘仁(こうにん)年間(810-823年)以来、死刑が実際上は廃止されるという出来事が起こった。後白河天皇の時代の保元(ほうげん)の乱(保元元年・1156年)による源為義などに対する処刑まで、26代、346年間、実際上死刑が執行されることはなかった。このことは日本刑法史上はもとより、世界刑法史上よりみても注目に値する事実である。 . . . 本文を読む

名馬は千里を走って千里を帰ると言いますが、零戦こそまさに名馬でした――百田尚樹

2025-04-04 | 04-歴史・文化・社会
卓越した格闘性能、高速、そして長大な航続距離、零戦はこのすべてを兼ね備えた無敵の戦闘機でした。そして更に驚くことは、陸上機ではなく、狭い空母の甲板で発着できる艦上機ということです。当時、工業国としては欧米にはるかに劣ると言われていた日本が、いきなり世界最高水準の戦闘機を作り上げたのです。これは真に日本人が誇るべきものだと思います。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 反米アメリカ人――福井義高 》

2025-04-04 | 05-真相・背景・経緯
米英仏露、中国などの主要国は、原子力発電を大いに利用している。脱原発に突き進んでいるのはドイツなどのごく少数の国だ。だが日本は、技術力は高いにもかかわらず、既存の原子力の再稼働すらろくにできていない。これは日本の統治能力の低さに他ならない。今こそ政治のリーダーシップが必要だ。原子力の推進を宣言し、覚悟をはっきり示すことだ。原子力こそ世界の潮流なのだ。再エネは世界の潮流などではない。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 スパイ防止法を阻止され、中国の情報戦に負けてきた日本――ケント・ギルバート 》

2025-04-04 | 05-真相・背景・経緯
日本には、どこの国にでもある「スパイ防止法」がないのです。しかし、スパイはいます。これにどう対応しているのかといえば、別の法律、たとえば出入国管理法、外為法(外国為替及び外国貿易法)、旅券法、外国人登録法など刑の軽い特別法や一般刑法で取り締まるのですが、事実上は野放し状態です。そう言っていたのは、初代内閣安全保障室長を務めた故・佐々淳行氏でした。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 世界は続々とネオニコチノイド禁止へ。日本は?――堤未果 》

2025-04-04 | 05-真相・背景・経緯
2010年には日本農業新聞が、北海道など全国22カ所でのミツバチ死滅被害報告を発表。ハチの死骸(しがい)の92%から、ネオニコチノイド農薬が検出されている。だが米国のミツバチ大量死現場を視察した日本政府が出した結論は、福島第一原発事故後に国民が繰り返し聞かされたのと同じ、あの台詞(せりふ)だった。「ミスバチの大量死の原因は、ストレスです」。そして日本政府のお墨付きを得たネオニコチノイド農薬は、猛スピードで使用量が拡大してゆく。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 気候危機はリベラルのフェイク――杉山大志 》

2025-04-04 | 05-真相・背景・経緯
彼らの手段は宗教的な映像と物語だ。テレビではおどろおどろしい災害の映像が次々に流れる。「洪水も山火事も台風も温暖化のせいで激甚化した。地球環境はすでに壊れている。世紀末には大災厄が訪れる、気候危機だ」と恐怖を煽(あお)る。この物語に合わない災害の統計を無視する。最早(もはや)科学とは関係のない宗教になっている。温暖化物語はさらに続き、「規制や税でCO2を削除すべきで、大きな政府と国連への権力移譲が必要」とする。 . . . 本文を読む

不都合な真実 歴史編 《 無益だった朝鮮戦争――渡辺惣樹 》

2025-04-04 | 04-歴史・文化・社会
少なくとも当面は戦闘行為が終わりになることは喜ばしいことだった。しかし、いつかより多くの我が国兵士の血が流される日が来るのではないかとの強い不安に駆られた。朝鮮の共産主義者を(いま)打ち倒すという決断のほうが(将来の)代償は少ないのではないかと思ったのである。 . . . 本文を読む

真珠湾攻撃の真実 《 太平洋艦隊で最も老朽化した艦艇を真珠湾に残した――ロバート・B・スティネット 》

2025-04-04 | 04-歴史・文化・社会
太平洋艦隊の一部兵力を真珠湾から出動させたのは、正真正銘、ウェーク島とミッドウェーの兵力を増強するためのものであったのか、それともすべての最新鋭艦艇を日本の機動部隊から守るため攻撃以前に真珠湾錨地から移動させる戦略であったのか、委員たちは疑った。 . . . 本文を読む

悪魔の思想 《 加藤周一――不遜な説教=「日本よ、フィンランドのようにあれかし」/谷沢永一 》

2025-04-04 | 04-歴史・文化・社会
そのためには、フィンランドがソ連から完全に独立しているという嘘を強調しなければなりません。そのうえで、日本もフィンランドの真似をしたらよいのだというお勧めが生まれます。この「<フィンランド化>再考」(『朝日新聞』昭和56年8月4日夕刊)が新聞に掲げられたときの見出しは、加藤周一が記したのか朝日の編集部が考えたのかわかりませんが、まことによく出来ていて、本文の要旨を的確に要約しています。 . . . 本文を読む

歴史を裁く愚かさ 《 成功を説明していない歴史書――西尾幹二 》

2025-04-04 | 05-真相・背景・経緯
なぜ日本が他のアジア諸国に比して、これだけ生産量も高く大きな国になり、またたく間に五大強国の一つになり、戦後は世界を代表する経済大国になったか、明治以来の教育はその成功を説明してくれる少なくとも一つの鍵であろう。 . . . 本文を読む

日本史 鎌倉編 《 倭寇とヴァイキングの共通点――渡部昇一 》

2025-04-04 | 04-歴史・文化・社会
大勢の人数でもない倭寇がなぜ強かったか、と言えば、それは海賊だったからである。海賊は自分が不利になれば、舟に乗って逃げ出せばよい。自分たちが戦いやすいときに戦うから、これに対して陸軍で向かっては、効果的な戦はできないのである。ヴァイキングが暴れ廻ったヨーロッパも、まったく同じことであった。守っているほうは、いわゆる「奔命(ほんめい)(奔走)に疲れる」という状況になるのである。 . . . 本文を読む