思春期を迎える頃に日米の戦いがはじまりました。日本の軍閥が力をもつにつれて、日本の男の子どもたちは兵士となって国のために死ぬことが理想である、という教育が徹底してきました。都会の知的な人々はそれに対して抵抗していたようですが、私は田舎に住んでいたので、このような軍国的傾向は非常に強くなっていきました。ところが、困ったことに私の死に対する恐怖は一向に弱まらず、自分が死ぬことも人を殺すことも嫌であり、軍人になりたいと思えないのです。 . . . 本文を読む
仏教における人間は、華厳の考えに従いますと、あくまで関係のなかに存在しており、それのみを取りだすときは「自性」はないのです。「自性」がないのになぜそれが個別性(eachness)を持ち得るかは、「性起」や「縁起」の考えによって説明しました。この考えに従って、ある人が自分の個別性を大切にしようとするならば、その人は「自立」などということを考える前に、他との関係の方に気を配ることになるでしょう。 . . . 本文を読む
ある旅人が一軒家で一夜を明かすことになりました。夜中に一匹の鬼が人間の死骸をかついで来ました。すぐ後ろにもう一匹の鬼が来て、その死骸は自分のものだと争いますが決着がつきません。そこで二匹の鬼は旅人に判断を仰ぎました。旅人が最初の鬼のものだと言うと、後から来た鬼は怒って旅人の手を体から引き抜きました。それを見た先の鬼は死骸の手を抜きとって代わりにつけてくれました。 . . . 本文を読む
ここで本項目の最重要テーマ、「第二の軸の時代」に戻る。ユーラシア大陸の東端の海上にある日本は、西端の西ヨーロッパと奇妙に符合する共通点を持っている。そしてそれが、紀元前5世紀を中心に起こった「軸の時代」の文明的な共時体験者、「第二の軸の時代」の形成者であるということと重なるという論点を、以下箇条書きにしてみたい。いかに日本と西ヨーロッパが、「軸の時代」の理念と思想を継承しつつも、さまざまな姿で遺伝子の組み換えに成功しているかを見とどけていきたいと思う。 . . . 本文を読む
昔、中国の山奥にひとりの信心深い老婆がおりました。家の近くに小さな庵を建てて若い修行僧を住まわせ、修行に専念できるように衣食すべての世話を焼いていました。こうして20年が経ち、ある日、老婆は僧の修行の程度を試してみようと、いつも食事を運ばせていた若い娘に、給仕のとき僧に抱きつかせてみました。すると僧は、顔色一つ変えずに、「枯木倚寒巌、三冬暖気無」(枯木寒巌に倚る、三冬暖気無(さんとうだんきな)し)と言い放ち、娘をまったく相手にしませんでした。 . . . 本文を読む
これからのリーダーに求められるのは、情報共有機能を効率的に果たすとともに、自らが現場を動き、チームの成果を上げることを目指すプレーイングマネジャーです。旧タイプのリーダーの不十分さも補いながら、トップのビジョンを具体化できる強いリーダーでしょう。情報を素早く入手するアンテナとバランス感覚、見えないものを管理し、数値化できないものを的確に判断する能力も必要です。 . . . 本文を読む
【 논쟁을 좋아하던 자기의 나쁜 버릇을 극복한다 】 君は自分がいちばん物知りだと思っている。だから、だれも君にはものがいえなくなる。事実、君と話せば不愉快になるばかりだから、今後は相手にすまいと皆がそう思っているんだよ。 . . . 本文を読む
日本が攻撃を受けたらアメリカはただちに参戦し、たとえ第三次世界大戦を引き起こすことになるとしても戦わなければならない。それに反し、アメリカが攻撃を受けた場合に日本は戦わなくてもよく、ソニーのテレビで戦争を眺めていればいいのだ、これは不公平だ、と彼(トランプ氏)らしい独特の言い回しで批判を述べた。(中略)日本の青年は安全地帯にいて、アメリカの青年は血を流してもよい、という前提に立ついっさいの議論はもう通らないだろう、と日本側でもすでに十分に承知されている論点である。 . . . 本文を読む
中国が最近、インドネシアに対し南シナ海南端の海域での石油・天然ガスの掘削中止を要求する書簡を送っていたことが分かった。掘削場所はインドネシアの排他的経済水域(EEZ)内にあるが、中国は南シナ海のほぼ全域の領有権を主張する独自の境界線「九段線」を根拠に自国の領海だと訴えたのだ。インドネシアにとり中国は最大の貿易相手国だ。中国はこの立場を利用してインドネシアを影響下に置く代わりに、国際法上無効とされた九段線を根拠に経済的価値の低い海域で紛争を起こし、インドネシアを離反させている。 . . . 本文を読む
コレステロールの制限撤廃に反対する医師がいました。実はコレステロールを下げるということで非常に良く効く薬があって、この薬価がものすごく高いのですが、これをつくっているグループを背景とした病院の医師が反対したのです。それでそのときに「コレステロールの基準を下げてもらっては困る。病院の経営のことをわかっていないのか!」と言ったのです。だからコレステロール値の高い患者さんが来ると、病院はニッコリします。コレステロール値を下げる薬を調合できますから、そうすると薬価が高いのでごっそりお金が入るのです。
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この原発建設の契約時、当時の李明博政権がUAEに対して密約というかたちで、特殊な覚書を交わしていたことが発覚した。それは、もし原発が襲われた場合やUAEがイランなどの攻撃を受けた場合、韓国軍が自動参戦するという秘密軍事協定だった。 . . . 本文を読む
人類学者を名のる人たちのなかには、まったく現地に足をはこんだことのない人もいないわけではない。しかし、人類学や民俗学をこころざす人間は、それぞれ「現地」(フィールド)こそが勝負のしどころだ。ということを知っている。 . . . 本文を読む
近代国家の生みの苦しみを書かない。この点がどうも私の世代の習った教科書よりも、さらに一段と内容が片面的になっている証拠ではないかと思われる。子供がこれを読むと、明治の初めから日本の体制のどこかに巨大な力を持つ悪魔がいて、貧しき民、アジアの民を苦しめているという風にしか読めないだろう。しかるにその悪魔の名は書かれていない。教科書の執筆者が何か名のないものを目がけ絶え間なく砲弾を投げている姿ばかりが目に映るのである。じつに不思議な印象を与える文章――それが私が目を通したこれら歴史教科書の文章である。恐らく子供は狐につままれた思いがするばかりであろう。 . . . 本文を読む
あの慰安婦像はもともとは米軍用車にひき殺された2人の女子中学生の像だ。2人は跳ね飛ばされ、靴も脱げ、即死した。ねちねちした韓国人らしく嫌がらせにその女子中学生の像を作って米軍基地の前に置いたら米国はその非礼に烈火のように怒った。韓国人はびっくりして像をしまい込んだ。その後、朝日新聞の植村隆の報道をもとに慰安婦問題が花盛りになるとあの中学生像を売春婦として再登場させた。 . . . 本文を読む
共産主義を固定観念としてかたくなに信奉するのは、ご本人の勝手でしょう。また、その思いつめた信仰を梃(てこ)として、まだ共産主義になっていない日本の現状に腹を立て、いちいち小姑(こじゅうとめ)のように難癖をつけるのも、あるいは思想の自由であるのかもしれません。しかし、わが国の実態をめぐって、世にありもせぬことを現に行なわれているかのように言い立て、なんの証拠も示さず一方的に居丈高に罵るのは、許すべからざる破廉恥な虚偽中傷(デマゴギー)と申せましょう。 . . . 本文を読む








