電脳筆写『 心超臨界 』

人生は良いカードを手にすることではない
手持ちのカードで良いプレーをすることにあるのだ
ジョッシュ・ビリングス

ライオンも青野菜を食べる――川島四郎先生

2024-08-23 | 09-生物・生命・自然
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川島先生は当時、元気はつらつの91歳。元気の秘密は青野菜をどっさり食べることだという。青野菜は血色素を作るのに欠かせないので、毎日たくさんの青野菜を食べている。赤血球が多く、血液もサラサラしてきれいなので、心臓に負担をかけずに血液が体の隅々にまで流れる。血圧が正常、心臓も楽で、顔のつやがいいのは、青野菜のおかげだという。


◆ライオンも青野菜を食べる――川島四郎先生(2005年9月28日投稿)

20年ほど前、体調が気になって食事を変えなければいけないと思い始め、食事に関する書物や資料を読み漁った時期があった。そのころ手にした本に川島四郎先生の『食べ物さん、ありがとう』がある。食物に関する話を漫画家であるサトウサンペイさんとの対談でつづったもので、もちろんサトウサンペイさんの気のきいた挿し絵が入っている。人気が高かったので、続、続々・・・とシリーズものとして続いていった。

川島先生は当時、元気はつらつの91歳。元気の秘密は青野菜をどっさり食べることだという。青野菜は血色素を作るのに欠かせないので、毎日たくさんの青野菜を食べている。赤血球が多く、血液もサラサラしてきれいなので、心臓に負担をかけずに血液が体の隅々にまで流れる。血圧が正常、心臓も楽で、顔のつやがいいのは、青野菜のおかげだという。

野菜の青い色は、もちろん葉緑素。そしてこの葉緑素が赤い血液を作るのに欠かせない。色から見ると正反対にみえるものが、化学構造式でみると、非常によく似ている。どちらも<ピロール核>4個で囲まれていて、その真ん中に<鉄>が1分子入っているのが血液の赤い血色素、〈鉄〉の代わりに〈マグネシウム〉が1分子入っているのが葉緑素。葉緑素が体の中に入ると、〈ピロール核〉の真ん中にあった〈マグネシウム〉が〈鉄〉と入れかわって、真っ赤な血色素になる。

従って、赤い血が流れている生きものは、みんな青野菜を食べなくてはならいない。では、ライオンは肉食だけでどうやって生きていられるのか。川島先生は、この疑問に対して、見事な解決策となる光景を目撃します。

川島先生がアフリカの大草原を移動中、雌のライオンがシマウマを叩き殺して、これから食おうというところに行き逢う。ライオンはシマウマのどこから食い始めるのだろうか? 見ていると、ライオンはシマウマをあお向けにひっくり返し、肛門のところから食い破って、内臓をズルズル引っ張り出す。食うかな、と思って見ていると、横に積み上げていくだけで、まだ食べ始めない。川島先生は、気が気ではない。ライオンが気づいて飛びかかってきたら、自分が尻の穴から食われる。ハラハラしながら固唾を呑んで見ているのに、ライオンはいっこうに食べ始めない。どうしたものかなと思って見ていると、そのうち緑色をした腸が出てきた。その時だった。ライオンがグワーッと、のどを鳴らして食い始めたのは。

川島先生は、命と引き換えにライオンが青野菜を食べることを証明したのだ。
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