電脳筆写『 心超臨界 』

ひらめきを与えるのは解答ではなく質問である
( ウジェーヌ・イヨネスコ )

自分のための人生 《 人生はこの「現在」の連続だ!――ウエイン・W・ダイアー 》

2024-05-24 | 03-自己・信念・努力
現在という時は、自責の念と不安にかられた行動を理解する鍵である。今を生きること、そして、今この時を過去や未来に対する考えに縛られてむだに過ごさないことを学ぶべきだ。生きるべき時は今をおいて他にないのだ。そして無益な自責の念や不安はすべて、うつろいやすい今という時をむだに使ってしまう行為なのである。 . . . 本文を読む

自分を鍛える! 《 「明日でいいだろう」――この言葉の積み重ねほど……/ジョン・トッド 》

2024-05-24 | 03-自己・信念・努力
何よりもまずいのは、優柔不断が習慣になってしまうことである。そうなると、せっかくの有望な未来も台なしになってしまう。とんでもない話である。自分の進む道は慎重に、しかもきっぱりと選ぶことである。そしていったん選んだら、何が何でもそれに食らいついて離れないことだ。今日できることを明日に延ばすのが習慣になると、せっかくの将来性あるすぐれた計画を台なしにしてしまう危険がある。 . . . 本文を読む

自助論 《 優柔不断が身の破滅を招く――サミュエル・スマイルズ 》

2024-05-24 | 03-自己・信念・努力
誘惑が訪れるのは、若者の力を試すためだ。一度でも誘惑に屈すると、若者の力はどんどん弱まり、大切な美徳も次々と奪われる。だから、誘惑は断固として拒絶すべきだ。決断の第一歩が踏み出せれば、人生を生き抜く大きな力が湧いてくる。この決断は何度もくりかえすうちに習慣となって身につくだろう。 . . . 本文を読む

道をひらく 《 あいさつをかわす――松下幸之助 》

2024-05-24 | 03-自己・信念・努力
だれが考え出したのでもない。私たちの遠い先祖から伝わってきたこのあいさつというものは、いわばおたがいの毎日の暮らしの潤滑油(じゅんかつゆ)とでもいった尊い働きを果たしているのである。“お寒うございます”と言ったところで暖かくなるわけではなし、というのは落語の中の話だけにしたいものである。 . . . 本文を読む

ほんとうの心の力 《 潜在意識の大掃除――中村天風 》

2024-05-24 | 03-自己・信念・努力
考えてごらん。四斗樽に水をいっぱい入れておいたら、いつのまにか、ぼうふらがわき出したとする。これはいけないっていうんで、あとから新しい水をいくら入れても、よろしいか、ぼうふらの卵をとらないかぎりはいつまで待ってもぼうふらをなくすることはできないんだ。 . . . 本文を読む

こころのチキンスープ 《 最後のチャンス――ポーリー・タイナー 》

2024-05-24 | 06-愛・家族・幸福
最後にジムが電話をくれたのは、あの事故の日のことでした。「ハーイ、ママ! 愛してるよって言いたくて電話したんだ。もう仕事に行かなくっちゃ。じゃあね!」と。息子は一生の宝物となるような贈りものをくれたのです。 . . . 本文を読む

セレンディビティの予感 《 存在が花してる――井筒俊彦先生 》

2024-05-24 | 04-歴史・文化・社会
人間の通常の意識は大変荒いが、呼吸を整えて深い瞑想状態に入っていき、マントラ(真言)を唱えると、意識がどんどん精妙になっていく、そして限りなく透明感のある静寂な意識状態に入っていくそうです。そして意識は明確に覚醒してはいるものの、すべての感覚は消えて、最後はただ存在しているとしかいいようのない状態になる。そこではただこの宇宙に存在しているという実感だけがあり、他の意識はいっさい消えてしまうというのです。 . . . 本文を読む
コメント (1)

般若心経 《 自分自身の中に秘められた英知――松原泰道 》

2024-05-24 | 03-自己・信念・努力
つまるところ「観音菩薩」の「観」は、対象に自分を同化し、同一体となって対象を観察するいわゆる非合理の観察方法、つまり「妙観察智」のことをいいます。そして妙観察智の智慧は、対象に同化して感情を注ぎこむ慈悲と、対象を観察して対象から何かを学びとる智慧を抱括しているということ。そしてこの観察智は、特別の智慧ではなく、実は私たちの心中に隠れて存在している高次の人間の英知であること…… . . . 本文を読む

生きるための杖ことば 《 渓声便是広長舌――松原泰道 》

2024-05-24 | 03-自己・信念・努力
中国宋代の詩人、蘇東坡(1101年没)が渓流に沿って旅をつづけているとき、たまたま渓流の音を聞いて、彼は胸中に深くうなずきとるものがあった。そのときの喜びを彼は、「渓声便是広長舌/山色豈非清浄身/夜来八万四千偈/他日如何挙似人」と七言絶句で詩(うた)いあげる。 . . . 本文を読む

人間学 《 大隈重信の「短所五カ条」――伊藤肇 》

2024-05-24 | 03-自己・信念・努力
大隈重信という人物は、烈しい覇気と闘志との持主であったにとどまらない。性格において極度に外交的、外発的で自己主張に甚だ急であった。これは支配への根強い欲求に通ずる。そして、このような性格は他面からいい直せば、自己に沈潜(ちんせん)し、内面的充実をはかることに意を用いず、情操に乏しく、散文的であった。これは自己の才気を恃(たの)む者にしばしば見られる一つの性格である。 . . . 本文を読む

論語 《 宰予、昼寝ぬ 》

2024-05-24 | 03-自己・信念・努力
宰予(さいよ)、昼寝(ひるい)ぬ。子曰く、朽木(きゅうぼく)は雕(ほ)るべからず。糞土(ふんど)の牆(かき)は杇(ぬ)るべからず。予に於いてか、何をか誅(せ)めん。子曰く、始め吾れ、人に於いてや、其の言を聴き其の行いを信じたりき。今吾れ、人に於いてや、其の言を聴きて其の行いを観る。予に於いてか、是を改めたり。 . . . 本文を読む

人生を創る言葉 《 不断にあらず――伊藤博文 》

2024-05-24 | 03-自己・信念・努力
伊藤博文は明治33年12月の第15議会に提出すべき法律案になかなか決断を下せないでいた。それは台湾総督府が提出してきたもので、台湾の公債を外国で売り出そうという案件であった。秘書官が議会に提出しようと伊藤博文に捺印を迫るが、なかなか判子(はんこ)を押そうとしない。2時間ほど押し問答が続き、その日は結局判を押さず、その翌日もまた押さなかった。 . . . 本文を読む

今日のことば 《 人は自らの信念の産物である――アントン・チェーホフ 》

2024-05-24 | 03-自己・信念・努力
人は自らの信念の産物である ( アントン・チェーホフ ) Man is what he believes. ( Anton Chekov, Russian author, 1860-1904 ) . . . 本文を読む