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カリタに戻りましたが

2024年06月09日 | コーヒーの話・珈琲道

 家でのコーヒーのドリップは最初カリタ式だったのですが、ここ数年はずっとメリタ式にしてました。というのも、私がカリタ式で淹れるとどうも味気ないというか薄くなってしまうのが悩みだったので。

 簡単に言うとカリタ式は3穴、メリタ式は1穴という仕組みです。抽出方法にも違いはあるのですが、メリタ式は1穴なので当然抽出の速度が遅いというか下に落ちるのに時間がかかります。その分、濃くなるというかコクが出るのではないかと思うのは人情。

 最近読んだ本でも、一般にはカリタ式は淹れ方の調整によって味に違いが出やすく、メリタ式はどう淹れても一定の味になると言われています。それならば珈琲道を極めるため、久々にカリタ式にもチャレンジしようと思った次第。また、一般的なペーパーフィルターはカリタ式のものでありメリタ式のものではないいう話もあったりしたので。

 そもそも私がコーヒーに凝りだしたのはコロナで在宅が増えた事が大きいのですが、以前は適当に淹れてたので、どうも最初の蒸らし方が足らなかった様子。あとは、お湯を注ぐ速さでも濃さが変わったりするのは気にしてなかったし。

 それで、実際カリタ式に戻してみたところあら不思議。以前は味気ないコーヒーになると思ってたのが、ちゃんとコクのある味になりました。しかも、雑味が無いというか最後の一口くらいにかすかな酸味の残るような絶妙な感じで。

 「やはり珈琲道を極めようと思ったらカリタ式か!」と思ったのもつかの間、私が朝食後にカリタ式で淹れたものと、家人が昼食後にメリタ式で淹れたものは味に違いはありませんでした。

 原因を考えてみると、今回使用したこちらの小川珈琲のブレンドがなかなか良い味を出すもののようです。ということで、今回いろいろやった結論としては「良い豆だと普通に淹れればいい味になるので好みのものを探せ」ということにつきます。また、とあるサイトで調べてみたら「ペーパーフィルターによる違いはほとんどない。」という話もありました。

 

 う~む、やはり珈琲道は奥が深いですね。まあ余計な事は考えない方がいいという事でしょうが。


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