今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

ザ・トップテン>1981年10月5日放送回

2010年01月31日 | 石川ひとみ

 CSの日テレプラスサイエンスにて1月25日から始まりました。初回は1981年10月5日分。(番組サイトはこちら) 当時私は高3。受験生とはいえ高3どころか降参したいくらいの成績だったので、そんなにテレビは見てなかったような気がします。そして、当時この番組を見てたか見てなかったかというと絶対見てません。というのも、当時石川県地方は日テレの系列局がなかったので。隣の福井県と富山県は同じく民放2局なのにやってたんですね。まぁその分ベストテンがなかったのでしょうが。

 

 なので放送を見てかなり新鮮でした。司会は堺正章と榊原郁恵。今回の登場歌手と演奏曲は、トップテン圏内が杉田かおる「鳥の詩」、ヴィーナス「キッスは目にして!」、石川ひとみ「まちぶせ」、堀江淳「メモリーグラス」、山本譲二「みちのくひとり旅」、西田敏行「もしもピアノが弾けたなら」、イモ欽トリオ「ハイスクール・ララバイ」など。さらに「もうすぐトップテン」としてニック・ニューサ「サチコ」。

 

 この番組は渋谷公会堂からの公開放送で、その点がベストテンとの大きな違い。ただしこの日会場に来たのは杉田かおる、山本譲二、西田敏行で、中継で登場したのがヴィーナス、石川ひとみ、堀江淳。2位の田原俊彦は来てなかった上にビデオもなく、1位のイモ欽トリオは演奏ビデオにお詫びのメッセージ付きでした。この辺の詳しい事情は知りませんが、再放送で人気が再燃することもありえるから今になって「ギャー、あんとき出といたらよかった」とか言ってるかもしれません。

 

 河合奈保子の「ムーンライトキッス」(だったかな?)が8位でしたが、「この前の番組での事故により出演できません」と発表され、ちょっとだけ会場がざわついたような感じがありました。まだこの時点では詳細がわかってなかったようで、司会の二人も硬い表情のままどういう状況で事故が起きたかは言わず「ただし、思ってたよりも怪我は軽いとのことです」とのことでしたが、あれってかなりの重傷だったんではないでしょうか? 当時はインターネットもなく、この番組で知ったファンは情報がなくてやきもきしたことでしょう。それにしてもこの曲がこんなに大ヒットしてたとは知りませんでした。やはり当時あんまりテレビ見てなかったんですね。

 

 私はこの手の番組でキャンディーズと石川ひとみが出ると平常心を失うものでありますが、今回は「まちぶせ」が聞けました。が、地元名古屋からの中継で両親が来てたものだから最初から涙ぐんでしまってほとんどまともに歌えず。この人は凄く歌の上手い人なので楽しみにしてたからこの演出はいかがなものかと思います。この人は年末の紅白でも泣いてしまったんですね。ファンではありますが、この涙もろさというか芸能人っぽいところはちょっと。まぁ芸能人だから仕方ないかぁ。

 

 会場は修学旅行生もいっぱい来てて当時の憧れの場所だったのではないかと。ああいう様子を見ると、会場に来ない歌手が多い時に当たってしまうのは不運としかいいようがないですね。誰も来なかったら暴動が起こりそうだから、そういう時はランキングを調整するんでしょうか。で、記憶を辿るとトップテンで会場に来たのが3人、中継が3組、ビデオ出演が1組、怪我で欠場が1人、ビデオも無しが1人…ということは、もう一人誰かいますね。ん~誰だったろう。あと誰か会場に来てたかなぁ。それともユーミンが出なかったのかなぁ。

 

 ちなみに、この週のTBS「ザ・ベストテン」のランキングは

1位 イモ欽トリオ「ハイスクール・ララバイ」
2位 田原俊彦「悲しみ2ヤング」
3位 山本譲二「みちのくひとり旅」
4位 松任谷由実「守ってあげたい」
5位 河合奈保子「ムーンライト・キッス」
6位 ヴィーナス「キッスは目にして!」
7位 伊藤つかさ「少女人形」
8位 クリエーション「ロンリーハート」
9位 郷ひろみ「もういちど思春期」
10位 松田聖子「白いパラソル」

でした。結構違うもんですね。

 さて次回はちょっと巻き戻って81年9月7日だそうです。まずは石川ひとみを楽しみにします。今回も登場人物が多いので敬称略でした。あしからず。