今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

何も見ないで書いてみると

2010年01月06日 | こんなの考えました
 それなりに教養のある人でも、何も見ずに世界地図を描いてみると大変なことになるというのは伊丹十三氏の本で読んだような気がします。そんな大層な話ではなし、昨日のように七福神だ春の七草だという高尚な話でもなし、もっとお手軽なことをやってみましょう。

 簡単すぎるのだと、例えばドリフのメンバーを書けというと日本では大体の成人はできるでしょう。次にビートルズのメンバーというと、これも私は知ってます。ジョン・ノレン、ジョージ・ハリセン、ポール・マッカーサー…というのはアルフィーのネタでしたか。あとはリンゴすった、でしたか。

 それはそうとして、これがローリングストーンズになるとかなり怪しいです。ミック・ジャガー、キース・リチャーズはわかるとして、あとはビル・ワイマンがベースでしたか。ドラムがチャーリー・ワッツだかアーニー・ワッツだったような。あとはミック・テイラーってのはもういないのかな? ブライアン・ジョンストンという人もいましたっけ。ブライアン・ウイルソン…は違いますよね。ん~もう一人いたような気がするけど思いだせん。

 簡単なのはビージーズですね。ギブとギブとギブですから。ギブギブ言ってるとアメリカ兵がチョコレートくれたりするかもしれません。モンキーズとかビーチボーイズになるとまったくわからず。さらにサイモン&ガーファンクルもメンバーの名前はわかりません。(←これはボケ過ぎ)

 日本に目を向けるとジャニーズ系のグループはどうでしょう。フォーリーブスはOKで、シブがき隊、少年隊もいけます。SMAPは知ってて、TOKIOもOK。V6は、いのっちと、いのっちと、いのっちと…ん~わからん。KinkiKidsはわかります。堂本と堂本ですね。

 昨年の紅白あたりから「嵐が国民的グループになった」とか言われますが、これはまったくの誤り。なぜかというと、私がメンバーの名前をほとんど知らないから。櫻井とか二宮というのがいたと思いますが、このグループとNEWSと関ジャニなんとかとKATUUN(←だっけ?綴りからしてわからん)というのが完全にごっちゃになってます。別に無理に覚えようとは思いませんが、意識しなくても覚えるくらいであってこそ国民的グループといえるでしょう。

 カラオケボックスが普及して若者にはとんでもなく歌の下手な人がいなくなったように、インターネットが普及してとんでもない間違いを平気で書く人が少なくなったように思います。出先でもiPhoneなんかがあればすぐ調べられるようになりましたが、ある種つまらなくなりましたね。こういう時代に「博学である」ということの意味がどこまであるのかという議論もあるでしょう。ただ、Wikipediaに書いてあることも間違いがあったり出典が不明の情報があったりするので、ネットで調べたことがすべて正しいとも限りませんけど。

 ということで、ドリフのメンバーが言えるのは常識、クレイジーキャッツなら中級、ドンキーカルテットなら上級という感じでしょうか。なお、AKB48のメンバーを全部言えるような人とはお友達になれません、私は。

 とりあえず、何も見ないであれこれ書いてみるといろいろ面白いことになるかもしれません。暇な人はお試しあれ。