今日のひとネタ

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娘に語る江川問題

2010年01月18日 | ニュースに一言
 小林繁氏が急逝しました。元々巨人ファンだった私がいつしかアンチ巨人になり今ではアンチプロ野球にまでなってしまいましたが、小林氏は好きでした。というのも、まだ巨人ファンだった頃に活躍してた人だった上に、自分と同じかなりの細身でも活躍してたので「すごいなぁ」と。

 そもそも江川問題というか、なぜ小林氏が阪神に行って江川氏が巨人に入ったのかという経緯をニュースを見ながら子供に説明しようとしても難しいです。あの時に「ドラフトとかトレードとかそんなもんのルールを全部無視してやりたい人がやりたいようにやれるんだ」と思った衝撃は強烈で、ぼちぼちアンチ巨人になりかけてたのがアンチプロ野球になるきっかけとなりました。

 あの時にうちの父親が「フフン」と笑ってたので何かと思えば「巨人というのは今回だけじゃなくて、そもそも別所をとった時も汚い真似をした」と言ってまして、「なんだ、今に始まったことじゃないんだ」と思ったものです。あれ以来、有識者=アンチ巨人という印象を持ったのも事実。

 とはいえ、別に江川氏だけが悪いわけじゃなく巨人だけが悪いわけでもなく阪神も充分悪いのですが、小林氏は一切悪くないと。コミッショナーとかそんなもんがお飾りなんだなぁと思ったのが、プロ野球嫌いの始まりだったんですね。

 それにしても小林氏といえば明石家さんま氏の形態模写で代表されるように、記録とか成績だけじゃなくていろんな人に愛されたという点で野球選手としてはたいした人だったのではないでしょうか。

 年齢を聞くと「そんなに若かったんだ」と思うのが残念ですが、まだ巨人ファンだった頃の自分を思い出しつつ心より冥福をお祈り致します。合掌。