今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

占いとか予言とか

2004年09月30日 | 日記・雑記・ただの戯言
 私の年代ですと、例の「ノストラダムスの大予言」に痛い目にあったクチですので、予言というものには良いイメージを持っておりません。もっとも、あれはノストラダムスが悪いというよりは五島勉が悪いのであって、今になって「あのインチキ本で儲けた金を返せ!」って言っても「もう、うまいもん食ったり飲んだり、おまけにお姉ちゃんとワッチコンワッチコンしたりで使っちゃったんで残ってないも~ん」と言われるのが関の山。

 本を書いた方や売ってた会社は儲かって仕方なかったでしょうが、真剣に読んだ方は実にクラ~い気分になってしまったものです。こっちは本を読んだ上に、映画まで見たんですから。まったくもう人騒がせな。

 で、占いについては、星占いくらいだと可愛いのですがテレビ局が細木数子なんぞを出して他のタレントの事ぼろくそに言って視聴率稼ごうというのはいただけません。そもそも、占いにしても予言にしても、先の事なんかわかるわけがないのに、そうやって人をだまくらかして銭儲けしようという根性が気に入らないわけです。

 うちの娘(チビの方)は星占いが大好きで、幼稚園の参観日の時に「大きくなったら占い師になりたい」と言ったら、それを聞いたお母さん達がクスクス笑ってたとか。占い師っていうと、街角で机置いて商売してる人を想像するのでしょう。

 占いといえば“姓名判断”というのもその一種かもしれませんが、入社した頃に得意先のおっさんが私の名刺を見て「ふ~ん、この名前でよく生きてきたこと」なんて言ったことがあって、非常に傷ついた経験があります。しかし、あれから18年くらい経っても無事に生きてるので失礼にもほどがあるというもの。

 子供が生まれたときにも、一応話の種に姓名判断の本を読んだりしましたが、別にそういうのには頼りませんでした。「良い名前」の見本で「個性的な活動をしている勝新太郎さんや、可愛らしい柏原芳恵さんなどがあります。」とあって、「う~む、あの人たちは幸せなのだろうか?」と思ったもんです。

 で、結論として「占いも予言も日常生活にとってはまったく必要なし!」という事です。私も予言くらいはできまして、間違って子供の分のおやつを食べちゃったりしたときに、「おそらくハイファイ娘1号は文句を言うだろう。2号は泣くだろう。妻は怒るだろう。」と思ったりして、大体当たります。私は誰の挑戦でも受けます。