10月28日 11時56分 NHKJP
参照記事
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20211028/2010012502.html
![](https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20211028/2010012502_20211028122340_m.jpg )
京都府北部にある宮津市の農園では、特産のオリーブが実り、ことし初めての収穫作業が行われました。
宮津市では地域の特産として8年ほど前からオリーブの栽培がはじまり、今ではおよそ50人の農家が手がけ、年間であわせておよそ800キロを生産しています。
このうち、由良地区にある農園では8品種、およそ100本が実をつけ、28日は関係者20人ほどが参加してことし初めての収穫が行われました。
実は大きさ2センチほどでつやがあり、集まった人たちは一つ一つ丁寧に手でもいでは収穫用の袋に入れていきました。
この農園では受粉の時期の5月から6月にかけて雨が多かった影響で、実の数は少なめになったということですが、味や香りは、例年どおりでよいということです。
収穫した実は機械を使ってオリーブオイルに加工することになっています。
生産者の藤本徳雄さんは「やっとこの日が来たかという感じです。多くの人にオリーブを味わっていただきたい」と話していました。
このオリーブの収穫は11月中旬ごろまで行われるということです。