DUKE Train

主要ニュースだけでなく国内ローカル、海外面白ニュースまでアップしています。

台湾社会全体の防衛・防災の強靭性強化へ 頼総統、委員会設立を発表

2024年06月20日 | 台湾ニュース

2024/06/19 中央社臺灣

就任から1カ月の記者会見に臨む頼清徳総統

頼清徳(らいせいとく)総統は19日、就任から1カ月の記者会見を開き、「全社会防衛強靭(きょうじん)性委員会」を設立すると発表した。社会全体の強靭性を強化し、国家が緊急事態や自然災害に直面した際に政府と社会が通常の働きを維持できるようにするのが狙い。「社会全体が強靭な自己防衛の意思を持ち、自身を固く信じる心を持ってこそ、各種の災害やリスクに対応でき、台湾を引き続き強くさせられる」と述べた。

5月20日に総統に就任した頼氏。世界は台湾が自分を守る上でいかにして強大な強靭性を示し、地域の平和と安定を破壊しようとする野心を抑止できるかに注目していると言及。台湾社会全体の強靭性を強化することは、台湾の安全性を高めることにつながり、台湾の安全強化は全世界の安全と繁栄の強化につながると強調した。

国防、民生、防災、民主主義の四つの分野で強靭性を強化する。全方位での点検を行い、対策や解決策を提示していくとした。委員会は頼氏が自ら召集し、蕭美琴(しょうびきん)副総統や潘孟安(はんもうあん)総統府秘書長、呉釗燮(ごしょうしょう)国家安全会議秘書長が副召集人(副座長)を務める。

この他、「国家気候変動対策委員会」と「健康台湾推進委員会」の設立も同時に発表された。

 

 

 

 

 

 

 

コメント

台湾マンゴーを京都橘高と東農大二高の両吹奏楽部へ 文化総会、部員の願いかなえる

2024年06月20日 | 台湾ニュース

2024/06/19  中央社臺灣

「私たちはマンゴーがとても好き。うれしい」と中国語で書いた紙を掲げる京都橘高吹奏楽部の部員

台湾の非政府組織(NGO)中華文化総会は中華民国国慶日(国家の日)の祝賀式典に出演した経験を持つ京都橘高校と東京農業大第二高校の両吹奏楽部に、台湾マンゴーを贈った。訪台時、部員らからは「マンゴーが食べたい」との声が聞かれていたものの、当時はマンゴーの季節ではなかったために願いをかなえられないままだったという。同総会からのサプライズプレゼントを受け取った両部の部員らはそれぞれビデオメッセージを撮影し、感謝を示した。

同総会が18日、フェイスブックで明らかにした。

京都橘高吹奏楽部は2022年10月の国慶日祝賀式典に出演。当時、部員が取材に対し、マンゴーを食べたいと話していた。昨年12月にも再び訪台したが、この時もマンゴーの季節ではなかった。昨年の国慶日祝賀式典に出演した東京農業大第二高吹奏楽部も同様にマンゴーへの思いを抱えたまま帰国したという。

同総会が空輸で送った南部・屏東県産のアップルマンゴーは17日に両校に到着した。同総会の李厚慶秘書長は報道資料を通じ、部員らの願いを忘れることはなかったとし、今年のマンゴーの季節が始まるとすぐに注文したと明かした。李氏は「日本にいる彼らにも台湾の夏を感じてもらえれば」とコメントした。

京都橘高吹奏楽部はビデオメッセージで、「私たちはマンゴーがとても好き。うれしい」などと中国語で書いた紙を掲げ、みんなで「吃芒果」(マンゴーを食べる)と声を合わせて喜びを表現した。

 

東京農業大第二高吹奏楽部もマンゴーを手にしながらビデオメッセージを撮影。「我愛台湾」(台湾大好き)と全員で叫び、笑顔を見せた。

 

 

 

 

 

 

コメント

台湾鉄道の新型ディーゼル機関車が運行開始 貨物・軍事輸送などの効率向上

2024年06月20日 | 台湾ニュース

2024/06/19  中央社臺灣

運行を開始した台湾鉄路の新型ディーゼル機関車R200型(右)

台湾鉄路(台鉄)が導入を進める新型ディーゼル機関車R200型が19日、約1年に及ぶ試運転や検査などを経て、正式に運行を開始した。台鉄の杜微(とび)董事長(会長)は貨物輸送や軍事輸送、災害救援などの特殊輸送の効率が大幅に向上すると説明した。

東部・花蓮県の花蓮駅と南部・屏東県の加禄駅で同日、出発式が行われた。花蓮駅では大理石や軍用車、コンテナを積んだ貨車などをけん引したR200型が入線。軍の高射機関砲を積載した貨車をけん引するR200型が待機する加禄駅とインターネットでつながれ、関係者が鳴らした鐘の合図で双方のR200型が出発した。

杜氏は、R200型1両の馬力は従来のR190型2両分に相当するとした上で、従来型と比べて環境に優しく安全性も高いと話した。

R200型はスイスの鉄道車両メーカー、シュタッドラーレールがスペインの工場で製造。台鉄は36両の導入を予定しており、同日までに4両が試運転などを終えて営業運転の許可を得ているとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

高雄の茶農家が生産の「原生茶」、国際認証を取得 農薬や化学肥料使わない有機茶

2024年06月20日 | 台湾ニュース

2024/06/19   中央社臺灣

拿普原生有機茶園の経営者、謝国華さん

南部・高雄市桃源区の茶農園、拿普原生有機茶園が農薬や化学肥料を使わずに生産した「拿普有機原生茶」が、ベルギーに拠点を置く国際味覚審査機構が実施する食品・飲料品認証「優秀味覚賞」で二つ星の評価を得た。

茂林国家風景区管理処が19日、報道資料で知らせた。同認証は世界各国のシェフやソムリエが第一印象や見た目、味、匂いなどを審査。二つ星は総合評価80%以上90%未満に与えられる。

 

同処によれば茶は台湾山茶と呼ばれる台湾原生の品種。茶を入れると濃い花の香りが漂い、口当たりが滑らかではっきりとした甘みがある。また透き通っていて金のような光沢があり、うまみのある味わいと濃厚な後味が感じられ、審査員からそろって高く評価されたという。

同茶園は台湾原住民(先住民)族ブヌン族の謝国華さんが経営。謝さんは以前、地元を離れて仕事をしていたものの、10年前に離職して帰郷して以来、茶農園の管理に専念している。農薬や化学肥料を使用しない理念を貫き、栽培環境を天然林の状態に保って質の高い有機茶を生産しているという。

 

 

 

 

 

 

コメント