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頼総統「台湾をAIスマートアイランドに」 電力安定供給などに注力へ

2024年06月06日 | 台湾ニュース

2024/06/04 中央社臺

ICT見本市「コンピューテックス」の開幕式であいさつをする頼清徳総統

頼清徳(らいせいとく)総統は4日、台北市で開かれたアジア最大規模のICT(情報通信技術)産業見本市「コンピューテックス」(台北国際電脳展、COMPUTEX)の開幕式に出席し、台湾をAI(人工知能)を活用したスマートアイランドにするため、電力の安定供給やスーパーコンピューターの設置、人材育成などに注力する方針を示した。

 

頼総統は、全面的なデジタル化の時代はすでに到来しているとし、人工知能の革命的発展は鍵となる役割を果たしていると強調。幸運なことに台湾はテクノロジー界の人々による数十年の努力やパワーにより、AI革命の中心に押し上げられ、世界の柱になっていると語った。

 

またスマートアイランド実現のために、政府は今後、多様なグリーンエネルギーによる電力の安定供給や台湾のデータセンターの構築に取り組むとした。スーパーコンピューターについては産官学研に利用してもらい、台湾を引き続き発展させると意欲を見せ、ICT産業やウエハー製造、半導体やAIの人材を引き続き育成すると語った。

 

産業界に対しては、AIの産業化や持続的な発展、AIによる革新と応用、中小企業のAI導入を進めるため、台湾への投資を呼びかけ、人々の生活をより良くすると述べた。

 

 

 

 

 

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日本写真協会賞・国際賞の沈さん「賞は台湾への最大の支持と評価」 受賞スピーチ

2024年06月06日 | 台湾ニュース

2024/06/04  中央社臺灣

日本写真協会賞の授賞式でスピーチをする沈昭良さん

写真家で華梵大学(北部・新北市)写真・VRデザイン学科教授級専門技術スタッフの沈昭良さんは3日、東京都内で行われた日本写真協会賞の授賞式に出席し、国際賞を受賞した。スピーチで「賞は自身への激励であるだけでなく、私を育んだ文化の母なる土地、台湾への最大の支持と評価でもある」と述べた。

受賞は3月に発表された。同協会は、沈さんが長きにわたり台湾と日本の写真界の大きな橋渡しをしてきたとした上で、写真家として常にアジア近隣諸国との写真を通じた文化交流に視野を置き、各国の作家一人一人に語りかけ、キュレーション(展覧会の立案や監督など)をする沈さんの写真家を超えた活動に対しての授賞だと説明した。

日本での留学経験がある沈さんは、初めに日本語であいさつをした後、中国語でスピーチし、写真以外のさまざまな領域でも台湾を支持してくれればと呼びかけた。

沈さんは授賞式後に中央社の取材に応じ、これまで長期にわたって教育や展示、出版、国際交流などで日本との協力をしてきたとコメント。今後、技術面の深化や強化を続けることで、互いが写真についてより多くの理解を得られればと述べた。また台湾が今回のような写真ブームに乗り、国際社会で少しずつ注目されることにも期待を寄せた。

同協会によれば、国際賞は日本の写真文化のために国際的に顕著な功績のあった国内外の個人または団体を対象とした賞。台湾の写真家が受賞するのは1988年の故・郎静山さん以来36年ぶり。

 

 

 

 

 

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エヌビディア、台湾に大規模デザインセンター設立へ エンジニア1千人以上雇用

2024年06月06日 | 台湾ニュース

2024/06/04 中央社臺灣

ICT見本市「コンピューテックス」の会場で記者会見を開くエヌビディアのジェンスン・フアンCEO

米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン(黄仁勳)最高経営責任者(CEO)は3日、今後5年以内に台湾に大規模のデザインセンターを設立し、少なくとも1000人のエンジニアを雇用する考えを明かした。

 

フアン氏は台北市内で開催中のICT(情報通信技術)見本市「コンピューテックス」(台北国際電脳展、COMPUTEX)出席のために台湾を訪問している。この日はエヌビディアの社員らを夕食に招いた際、報道陣の取材に応じた。

 

同社は今後、経済部(経済省)の補助金約67億台湾元(約324億円)と自社が捻出する約176億元(約852億円)を投じ、同社にとって台湾初となるAI(人工知能)研究開発センターを台北市内に開所させる予定。さらにフアン氏は4日、見本市の会場で開いた会見で、台湾にAIスーパーコンピューターセンターの建設を計画していることも明言した。デザインセンターやAIスーパーコンピューターセンターの具体的な設置場所については、いずれも未定だとしている。

 

▽鴻海、エヌビディアとコンピューティングセンター設立を発表

 

鴻海(ホンハイ)グループは4日、エヌビディアと連携して先進コンピューティングセンターを設立すると発表した。エヌビディアの最先端画像処理装置(GPU)「ブラックウェル」をコアとする。設置場所は南部・高雄市で、2026年の完成を見込んでいる。

 

 

 

 

 

 

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エバー航空 米国4路線で有名飲食企業とコラボの機内食提供へ 7月から/台湾

2024年06月06日 | 台湾ニュース

2024/06/05 中央社臺灣

エバー航空の米国4路線で7月1日から提供されるA5ランク和牛を使った機内食=5日

エバー(長栄)航空は5日、台湾で焼き肉店などを経営する「乾杯グループ」とコラボレーションした機内食を7月1日から台北発ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ニューヨーク行きの全てのクラスで提供すると発表した。

 

ロイヤルローレルクラスではA5ランクの宮崎産和牛を使ったステーキと鶏肉の釜飯、プレミアムエコノミークラスでは和牛ハンバーガーなどを提供する。

 

乾杯グループの平出荘司董事長(会長)は、機内での食事の提供は多くの制限があり、いかに風味と肉質を維持するが大きな挑戦だったと語った。

 

エバー航空によると、1年かけて開発した。今後供給量や乗客の反応などをみて、他の路線でも提供するか決めるという。

 

 

 

 

 

 

 

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天安門事件35年 台湾・台北で追悼集会 約2千人の市民らが参加

2024年06月06日 | 台湾ニュース

2024/06/05  中央社臺灣

約2千人が参加した天安門事件の追悼集会=2024年6月4日、台北市

1989年に中国で起きた天安門事件から35年に当たる4日、台北市内で複数の民間団体が主催する追悼集会が開かれた。主催者側は、約2千人の市民が詰めかけたとし、中国に対して「(天安門事件を)われわれは忘れていない」というメッセージを送ったとしている。

 

会場では天安門事件の目撃者が当時の様子を振り返った他、演劇の上演や音楽の演奏などが行われた。また「8964」の数字をかたどったキャンドルライトや天安門事件の犠牲者を追悼する像「国恥の柱」のレプリカも飾られた。

 

主催者の一つ、華人民主書院協会の林啓驊理事長は、ここに立つ意義は中国政府に対し、血なまぐさく残酷な国家の暴力や「デリケートな日」を必死でもみ消そうとしていること、鎮圧されるなどした一人一人のことを忘れていないと伝えることだと語った。

 

2017年に中国への入国後に身柄を拘束され、国家政権転覆罪で懲役5年の判決を受けた台湾の人権活動家、李明哲さんも会場を訪れ、天安門事件に象徴される中国政府は、民主化や自由に向かうことはあり得ないなどと持論を展開した。

 

 

 

 

 

 

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台湾・高雄高で卒業式 日本時代の元生徒が祝福メッセージ

2024年06月06日 | 台湾ニュース

2024/06/05  中央社臺灣

ビデオメッセージで高雄高校の卒業生らを祝う宮城政三郎さん

日本統治時代に南部・高雄にあった高雄第一中学校の生徒だった日本人男性が、同校の後身、高雄高校で4日に開かれた卒業式にビデオメッセージを寄せ、卒業生を祝った。

 

メッセージを寄せたのは、高雄一中の20期生に当たる宮城政三郎さん。高雄高によれば、同校の卒業生が昨年6月、沖縄で台湾人日本兵の慰霊祭に参加した際、宮城さんのことを報じた新聞記事を見かけたことがきっかけで実現したという。

 

宮城さんは沖縄県与那国島出身で、第2次世界大戦末期の1944年8月から高雄一中で学んだ。学徒兵になった45年には高雄で空襲にも遭遇したが、生還。ビデオメッセージでは、台湾がずっと幸せかつ平和な島であることを願うと語った。

 

高雄高に残された資料によると、宮城さんは「行方不明」とされていた。校内での話し合いで宮城さんに卒業証書を授与することが決まり、今月下旬に荘福泰校長らが沖縄を訪問する際に手渡すとしている。

 

 

 

 

 

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立法院巡る抗議活動へエール NYタイムズスクエアで台湾PR動画放映

2024年06月06日 | 台湾ニュース

2024/06/05   中央社臺灣

台湾PR動画を流す大型ビジョンを背に笑顔の台湾系華僑ら

立法院(国会)での国会職権関連法改正案の審議などを巡って先月から行われている抗議活動の波が米国にまで広がっている。米東部時間4日、ニューヨークの繁華街タイムズスクエアの大型ビジョンで、民間団体が寄付を募って制作したPR映像が流された。同日午後には台湾出身者ら100人以上が同エリアに集結し、活動への支持などを呼びかけた。

 

PR映像は30秒間で、台湾の民主主義や平等、自由などを伝え、台湾と共に立つよう求める内容が盛り込まれた。この日は全日にわたって5分に1回放映された。

 

一連の抗議活動は、活動のメイン会場となった立法院に面する道路「青島東路」を由来に「青い鳥運動」(青鳥行動)とも呼ばれている。PR映像の制作と放映は世界各国の台湾系華僑らによる民間団体「海外青鳥公媽応援団」が企画。260万台湾元(約1250万円)の資金をインターネット上で募った。団体の連絡窓口を務める米国在住の謝凱婷さんによれば、2時間以内に目標額に達したという。

 

タイムズスクエアに集まったニューヨーク在住の台湾出身者らは「国会の職権乱用に反対」や「ゴー・台湾」と書かれたプラカードなどを掲げて街頭に立った。参加者の一人は、自由な雰囲気や自由と情熱の声があるタイムズスクエアが好きだと語り、これは台湾の特色と理念でもあると強調。活動はとても効果があるとし、異なる場所にいる台湾人が皆このような理念に賛同していることを目にでき、通行人に信念を伝えることもできると話した。

 

謝さんは、今回の活動の主な目的は台湾の青い鳥運動への支持であり、台湾で起こった民主主義運動に呼応するものだと言及。運動が世界中に広がり、世界に台湾の自由と民主主義に対する決意を見せられればと期待を寄せた。

 

 

 

 

 

 

 

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台湾産の赤肉・紫赤肉種ドラゴンフルーツ 対日輸出が可能に 8年間の交渉実る

2024年06月06日 | 台湾ニュース

2024/06/05  中央社臺灣

台湾産ドラゴンフルーツ

農業部(農業省)は5日、果肉が赤い台湾産の赤肉種や紫赤肉種のドラゴンフルーツについて、8年間の交渉が実り、日本への輸出が可能になったと明らかにした。

 

農業部国際司によると、果肉が白い白肉種のドラゴンフルーツは2010年から蒸熱処理後に対日輸出が可能になっていたが、台湾で白肉種よりも栽培面積の広い赤肉種や紫赤肉種などについては16年から輸出に向けた交渉を続けていたという。白肉種、赤肉種、紫赤肉種を起源とする交雑種の輸出も併せて解禁された。

 

台湾はミカンコミバエやウリミバエなどが発生し、ドラゴンフルーツなどに寄生することから、対日輸出には果実の中心温度を46.5度で30分間保つ蒸熱処理による殺虫作業が必要。昨年8月には日本から検査官を招いて検証を行うなどし、日本側の輸入解禁につなげた。

 

農業部は、マンゴー、ブドウ、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、ポンカン、ブンタン、ライチ、インドナツメなど11種類の生鮮果物の対日輸出が可能だと説明。昨年は1万8千トン近くを日本に向けて出荷し、輸出額は約3千万米ドル(約46億8千万円)に達しているとし、台湾の農産品が日本の消費者に受け入れられていることを証明しているとした。

 

 

 

 

 

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台北・建国高校の蒋介石像がロック風に“おめかし” 卒業シーズンの伝統/台湾

2024年06月06日 | 台湾ニュース

2024/06/05   中央社臺灣

 ロック風に「おめかし」をされた台北市立建国高校内の蒋介石像

4日に卒業式が行われた台北市立建国高校の校門付近に設置されている蒋介石の銅像がロック風に「おめかし」をされた様子の写真がフェイスブックに投稿され、話題を呼んでいる。投稿のコメント欄には、生徒のアイデアを評価する声や「建国高の卒業シーズンの伝統だ」との指摘などが寄せられた。

 

銅像にはTシャツとジーンズが身に着けられ、帽子やネックレス、サングラスなども施された。右手にはギターが持たされたほか、胸の部分には本物のバナナがガムテープで貼り付けられた。

 

卒業生の謝侑霖さんと張品さんが共同で手掛けた。報道陣の取材に応じた謝さんは、ロックスタイルと大げさな服装によって、型にはまらない新しい思考を現し、同校生徒の何にもとらわれない自由な気質を浮き彫りにするものだと説明。胸に貼り付けたバナナは、イタリアの芸術家、マウリツィオ・カテランさんの作品「コメディアン」をリスペクトしたものだと明かした。バナナは同級生が食べてしまったという。

同高は日本統治時代の1898(明治31)年開校の「台湾総督府国語学校第四付属学校」(後の台北州立台北第一中学校)に端を発する。

 

 

 

 

 

 

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韓国、日本の“国民の風邪薬”を販売した薬局を摘発=韓国ネットに不満の声

2024年06月06日 | 韓 国

2024年6月5日 Record China

韓国・文化日報は「日本の“国民の風邪薬”として知られ、韓国でもオンラインを通じた購入代行や直接購入が頻繁に行われている薬品に、医師の処方せんが必要な麻薬成分が含有されていることが、釜山市特別司法警察課(特司警)の調査で分かった」と伝えた。

記事によると、特司警は2月26日から5月31日まで、釜山市内の漢方薬取扱店と医薬品販売店72店舗を対象に薬剤師法違反行為の取り締まりを行い、薬局や輸入医薬品販売店など19店舗を摘発した。

小売店9店舗は、正式輸入許可を受けていない海外輸入品である日本の総合かぜ薬「パブロンゴールドA」を販売したとして摘発された。同薬の成分を分析した結果、小児が過量服用すると幻覚や興奮を引き起こすジヒドロコデインという麻薬成分が検出されたという。同成分に身体的または精神的依存性はないとされているが、韓国では専門医薬品に分類されており、医師の処方せんがなければ購入できない。

この他、ある薬局は有効期限が3年6カ月過ぎた医薬品を、正常な医薬品と同じ陳列倉庫に保管したとして摘発された。別の薬局は、薬剤師が退勤した後にスタッフが一般医薬品を販売したとして摘発されたという。

特司警関係者は「海外の違法医薬品の国内への流入を阻止するため、税関に通関審査の強化を要請した」と話したという。

 

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「1億2000万人の日本人がみんな麻薬をしていると?」「日本では普通に売られているのに、韓国では違法って…」「それなら日本人たちは麻薬中毒者だよね?パブロンゴールドを2錠服用するだけですぐに風邪が治るのに」「日本人は平気なのに、韓国人だけに現れる症状なの?」「それでも日本の薬の方が信用できる」「用法・用量を守って服用すれば問題ない」「そんなことより本当の麻薬を取り引きしている人たちへの処罰を強化してほしい」「日本の薬が入ってきたら病院に行く必要がなくなり、韓国の病院や製薬会社が続々倒産するだろう」など不満の声が寄せられている。

 

 

 

 

 

 

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