10月19日 17時20分 NHK JP
参照記事
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20211019/2010012432.html
![](https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20211019/2010012432_20211019191448_s.jpg)
緊急事態宣言が解除されたことを受けて、東京の高校生たちが19日、修学旅行で綾部市の山あいの集落を訪れました。
綾部市睦寄町古屋の集落を修学旅行で訪れたのは、東京・江東区にある私立高校の2年生およそ30人です。
東京や京都などに出されていた緊急事態宣言が先月30日ですべて解除され、その後も感染者数が減少していることを受けて、感染対策などを徹底したうえで、実施を決めたということです。
生徒たちは、樹齢数百年のとちの木が自生する山で、片道およそ2キロのハイキングを行い、記念写真を撮影するなどして自然の景色を楽しんでいました。
このあと公民館で、生徒たちは地元の人たちに教わりながら、特産のとちの実の皮むきを体験したり、とち餅を焼いて食べたりしていました。
訪れた高校生は「静かな所で驚きもありますが、暖かさを感じます。コロナの怖さはあるけれど、マスク越しであっても対面で動ける環境に感謝しています」と話していました。
古屋地区の渡邉和重 自治会長は「東京から来てくれたことに驚いています。古屋のことを知ってもらい、自然の恵みを味わって喜んでもらえたことがうれしい」と話していました。