半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

田植え・稲刈り、そば作りなどの企画・参加したい人、募集中!

2011年11月24日 | 農的体験・生活
ある人のご紹介で知り合った根本さんという農家さんがいます。

下総町という成田から車で30分ほど銚子方面(佐原方面)に向ったところにある町で、小学校や子ども会など地域の子供達を交えた様々な農業イベントを行っている方です。「美しい地域、農業の素晴らしさを伝えていきたい」という思いは並々ならぬものです。


先日、お忙しいところ、夜19時から2時間ほど、色々お話をお聞き意気投合し、今度は明るい内に、田んぼを見せていただけるようお願いをしていました。
→先日のブログ

そして月曜日に「月のとうふ」さんのインタビューに行った後、立ち寄らせて頂き田んぼを見させて頂きました

50ほどの家々で構成されている小浮(こぶけ)地区。

整備事業で、1枚の田んぼは、普通の3倍ほどの大きさに整備されています。
もちろん、水路もきっちり敷かれています。

田んぼをやるにはもってこいの条件です。

しかし、耕作放棄地があり、その解決に助成金を使いながらも、根本さんを初めとした地域の人は奮闘しています。


根本さんとしては、田んぼをオーナー制度でやってもらったり、耕してくれる人、田植えをしている人を求めています

地域の人だけで管理するのには限界があるからです。

そして、やはり、経済がまわるよう、地域外からのお客さんに来て頂きたいのです。


「そういった話があればいいんだけど」というのが本音。


だからこそ、私も何かこのご縁を活かしたいと思っています。


そこで


・MY田んぼを持ちたい人
・自分のお米を作ってみたい人
・大豆、黒大豆、そばを作ってみたい人
・子供とそういった体験の場が欲しい人



などなど、関心がある人がいれば、個人でもグループでも良いので、是非ご連絡ください
もし、そういった人がいれば、是非ご紹介ください

根本さんの田んぼで現在作っているのは、無農薬栽培で

・お米、もち米
・大豆、黒大豆
・そば


です。

◆お米について
 通常のお米は、コンバインという機械で一気に刈り取りと脱穀を同時にし、乾燥機で乾かしたものです。
一方、昔は稲刈りをした後、天日干しを1週間~10日間ぐらいして、それから脱穀して、籾摺りします。

渋谷東急で売られている(いた?)日本一高いお米が、何故高いか?その理由の1つは天日干しをしているから。

理屈では、天日で稲の状態で干している間に栄養を子孫に溜め込もうと、米の部分に栄養やエネルギーが集まって美味しくなる、と言われているからです。稲を刈ると同時に籾を脱穀してしまう機械作業とは違う味が出る、と言われています。


もちろん、この理屈は実際のところはわかりません。それより、みんなで手で刈り、みんなで天日干しした「体験・苦労」があるからこそ、美味しいお米が更に美味しく感じるのだと思います。

「自分で毎年米を作る」という経験を積むことは、親にとっても子供にとっても本当の「食育」になりますしね
ちなみに「もち米」の収穫は11月ぐらいになります。

★5月のGW→田植え
★6月~8月→時間がある人は草刈りに
★9月→収穫





ザリガニ、タニシ、オケラ、おたまじゃくし、カエル、アメンボ、トンボなど、田んぼは虫の宝庫
虫がいるということは、シラサギ、青サギなどの鳥もたっくさん来ます。

自然観察にも、もってこいですね


◆大豆について
 国産の無農薬の大豆、というだけで普通じゃ買えない(買わない)値段になってしまう悲しい現実があります。
だったら、お米と同様に作っちゃえばいい大豆は脱穀が大変なだけで、栽培はかんたんです

ちなみに自給自足の話では、よく「米と大豆があれば生きていける」と言われます。
炭水化物の米にたんぱく質の大豆があれば、生きていける、ということです。


それだけでなく、大豆があれば、味噌や醤油が作れます。

大豆があれば、黄な粉も作れます。自分で大豆を煎ってミルで挽いてみて下さい。「黄な粉って、砂糖を入れなくてもこんなに甘いんだ」とびっくりしますよ

最近では、生の大豆で豆乳が作れちゃう機会が売られているぐらいですから、大豆があれば、毎日出来たての超美味しい豆乳が飲めます。

もちろん、黒豆も作れますよ

★5月→夏の枝豆用の早生種の種蒔き
★6月→普通の大豆の種まき
★8月→夏の枝豆収穫
★10月→大豆になる前の枝豆収穫
★11月→大豆の収穫
★1月~2月→味噌作り


枝豆は、「枝についている豆」だから枝豆と言います。枝ごと収穫して、茹でる直前に枝から鞘を外して食べたら、超美味ですよ


◆そばについて
 根本さんはそばも作っています。
 自分達で育てたそばで、そばを打って食べるなんて、夢のような話じゃありませんか
 8~9月に種をまいて、11~12月に脱穀、製粉ができます
 つまり、年越しそばは、自分が作ったそば粉で打てる
 しかも、根本さんはそば打ちをして地域の人に振舞っている人。根本さんにそば打ちを教えてもらいましょう

★8月下旬~9月上旬→種まき
★11月→収穫
★12月→そば打ち



ちなみに、「栽培」は来年の話ですが、今年収穫したもので「味噌作り」や「そば打ち」は出来ますよ

成田駅から2駅東にいった「滑川(なめかわ)駅」からすぐ。
車でいくと成田ICから30分です。

ご関心ある方は、ご気軽に info@minson.jp までメール下さい

我が家は個人的にやるので、1家族でも着てくれたら嬉しいです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 神崎 月のとうふの周浦さん | トップ | 本;ランドラッシュ 激化す... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

農的体験・生活」カテゴリの最新記事