半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

ボリュームが満点の野菜を葉付き泥付きで♪

2021年11月03日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です

 11月に入り冬将軍の足音が聞こえてきます。我が家の事ですが、中3の息子が8月に入ってから志望校を決め、5教科で100点上げないといけないことがわかり、私も基本的な仕事以外の時間はほぼ息子に使い、メンターとなり、家庭教師となりサポートしてきましたが、先日の模試で90点以上の点数アップになりました高い目標でしたが先が見えてきました
 また、畑の方では紅はるかを全て収穫しました。今年は過去最高の出来です!紅はるかは掘り立てはまずいので1ヶ月ほど寝かせて熟成させます。12月から販売開始しますね。

 さて、今回の野菜ボックスはカブ、大根、キャベツと大物3点が入りボリュームマックスになってきました♪これにチンゲン菜などが入るとお米や大物が同梱出来ないほどの状態になってきます。とにかくボリューム満点で嬉しい時期です。大根の葉は細かく刻んでじゃこや卵と一緒に炒めたり、あるいは天日干ししてパリパリになったのを海苔のように味噌汁やご飯にかけるという食べ方もあります。カブの葉は味噌汁にも野菜炒めにも何でも使えますね。人参の葉っぱはこの時期には希少なもので、茎から葉っぱを細かく切り落とし、天ぷらにして食べると抜群に美味しいです

 一般的に流通している野菜が葉っぱを切り落としている訳は、一番は「持ちが悪くなるから」です。野菜は生き物ですので、体温調整の為に葉っぱから水分を蒸散させます。大地と繋がっている時は水分を根っこから吸い上げるので問題無いのですが、それでもカブなどは快晴のお昼頃は葉っぱがしおれてしまうので、朝か夕方にしか収穫出来ません。大根、ホウレン草、小松菜などの新しい葉は真ん中から次々と出てくるのですが、外葉は古い葉なので、お役目を終えると畑にある時から黄色くなって枯れていきます。なので収穫する時は外葉を掻き取ってから袋詰めします。こんな事からお店に並べる際に葉っぱがついているほど、早くしおれて黄色くなって見た目が悪くなるので、一般的な野菜は葉は切り落として出荷されます。また、農薬をかけても可食部じゃなければ出荷に問題が無いため、病害虫を防ぐために農薬がかかった部分は切り捨てるという意味も少しあります。

 一方で有機農業の野菜は一般的に泥付き、葉付きで出します。鮮度管理は難しいものの野菜本来の姿で全体を食べてもらえますし、根物は泥付きの方が長持ちします。無農薬ですから安心して葉っぱも皮も食べられますし、むしろ抗酸化作用のあるβカロティンなどのフィトケミカルなども豊富です。食養にある「一物全体」ですね

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