駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

聖火リレー出発式欠席

2021年03月25日 | スポーツ
              

 
   菅首相が聖火リレー出発式出席を国会日程などを総合的に勘案して欠席すると報道されている。スガーリンお前もかと申し上げたくなる。百メートルくらいなら空手で鍛えておられるからトーチを掲げて自ら走られたらよかったのに、結構さまになり思い入れが伝わると思う。揶揄されるのを嫌われたのだろうか。
 せっかく一年以上掛けて周到に準備したはずの聖火リレーも直前になってスケジュールが合わず断る著名人が多数出てきて、なんとも白けた雰囲気になってきた。
 正直、オリンピックがどんな形になるのか想像できない。外国VIPの招待客が主体の観客席には違和感がある。もし開催されるなら、観客なしでも記録競技主体の緊張感のみなぎる大会にしてほしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

九十歳越え

2021年03月24日 | 診療
            

 診察する患者さんの十人に一人が九十歳を超えておられる。勿論、九十台後半は少ないのだが、九十前半は数多い。しかも、自分のことは自分ででき、自力で来院できる人も結構おられる。
 臨床医は他の技術職と同じで最初の二、三年で一番肝腎な基礎の基礎が出来、大体五、六年で自立し、ほぼ十年で一人前になる。その後の伸び縮みは本人の努力才能と環境次第だ。
 他の職種もそうだと思うが、能力には知識技術の他に感覚も含まれる。その感覚は最初の五六年で身に染み付くものだ。患者の年齢から受けとる感覚から想起される病態診断は臨床医の大きな経験知なのだが、これだけ高齢者が元気というか若返ると、四十年前に出来た患者年齢による感覚が狂ってしまい変更を余儀なくされる。概ね十年ごとにバージョンアップしてきたのだが、これだけ元気な九十代が増えると自分ももう少し働けるのではないかという妙な考えが浮かぶ。
 果たして本当にまだ働けるのか錯覚なのか気になる。とにかく勉強時間は減った。殆どしてないに等しい。どうもオンライン学習が苦手というか、気軽に質問できない講義は好きでなく、三ヶ月に一度嫌々聞いている始末だ。もう少しで後期高齢者になるのだが、果たして医師の仕事可能年齢も延びているだろうか?。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんだか変だ どうなっているのか

2021年03月23日 | 政治経済
      

 緊急事態宣言を解除したのに、いろいろ注意や締め付けが厳しくアナウンスされる。解除前より厳しく感じる、一体何をどう解除したのか、微妙な違いで差がよくわからない。
 ワクチン接種を二月半ばに始めて、医療センタ-の新木院長が接種を受ける画像を十数回流して前倒しで開始できたようなことを言っていたが、三月末になっても前線の医師にワクチンのWの字の連絡もない。一体どうなっているのか。
 新型コロナに打ち勝った証のオリンピックは新型コロナに負けそうではないか。スケジュールが合わず聖火ランナーを断る著名人が続出している。よほど忙しい人にばかりに依頼をしていたらしい。
 昔オオカミ少年が居た。今オオカミ首相が居る。受け狙いやってる感狙いの発言はやめて正直に事実を語ってほしい。さもないと誰も注意を真面目に聞かなくなり、新型コロナに打ち負けてしまう。
 言霊の国は言葉遊びの国のことだったのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寛容な心

2021年03月22日 | 世界
           

 ユーチューブで外国人と結婚したユーチューバーを十組ほどフォローしている。幼児が多いせいかお子さんがめっちゃ可愛い。勿論、円満に行っているからユーチューブにアップしているのだろうが、円満の理由は見ているとなんとなくわかる。ほぼ例外なくご主人が寛容で奥さんが明るくよく働く。逆の場合もある。いずれかが寛大のようだ。それは日本人同士のカップルでも同じように大切なことのような気がするが、異文化を背景とした夫婦には特に寛容な心が欠かせないように見える。
 人生は一度しかないから、そういう世界もあるのだと見ているが、一年の半分近くが冬で時に零下三十度の土地でニコニコ生きているのを見ると、なんとなく応援したくなる。今更、反省してもしょうがないが、自分は良い父親だっただろうかなどと考えてしまう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お祓いを

2021年03月21日 | 世の中
          

 昨夜六時過ぎ二階に居た私はほんの微かにゆっくりした揺れを感じた。おかしいとテレビのスイッチを入れて宮城の地震を知った。人命が失われなかったのは不幸中の幸いと感じるが、現地の人の心理的不安負担は大きいと思う。今日は雨のようで自然災害は容赦ない。
 直接的な支援は出来ないが、岩手宮城福島産の物を愛用している。
 普段、災害対策は科学的な判断に従うのが良いと言いながら、宮城の地震には新型コロナ再拡大と重なり、ついお祓いをして貰ったらどうだろうかなどと思ってしまった。尤も新型コロナ再増加には県の政策的な勇み足も絡んでいるようでやはり政策には科学をが妥当と考える。
 メーガン妃発言福原愛行動に紛れ注目度が今ひとつだが記憶にないと言えと指示する武田総務大臣は大臣どころか議員の資格もない。無意識だったと罪を逃れようとしているが、無意識を装い権力の私物化を隠す人物に微塵も公的権力を与えてはならない。後手後手の菅政権にもお祓いが必要と感じる、一掃というご託宣が下るかも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする