駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

春になった

2021年03月19日 | 診療
       

 まだ風は冷たいことはあるが春になった。身体が少し楽に感じる。患者数は緊急事態宣言解除の少し前、三月初めから徐々に元に戻ってきた。投薬日数が長くなったこともあり、完全に元通りには戻らないだろうが、新しい患者さんが当院を選んでくれれば少しずつ患者数も増えて経営も安定すると思う。
 もう院長ではなく経営のことは心配しなくて良いはずだが、患者数が多い方が嬉しいというか安心に感じる。まあ、従業員も院長と似た心境なのが、従業員になってみてよくわかる。労使というのは必ずしも対立した存在ではない。お互い様というか補いあう存在で、身びいき社長や我が儘社員が問題を起こすことが多いのではないかと思う。株式会社で株主が入ってくるとややこしくなるのかもしれないが、医院のような十人前後の組織はチームとして動いているので、良い仕事ができて収入が安定すれば皆が嬉しいと感じるようだ。
 現在の医院は2馬力、正確には1.5馬力なのだが、院長と私の持ち味が違うので2馬力近い力が出ていると思う。いつまで働けるかわからないが,なにがしか貢献したいと思う。
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