駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

タガが外れた時は

2021年03月05日 | 政治経済
             

 安倍政権下のモリカケ桜疑惑から菅政権下の総務相接待癒着まで、日本政治の腐敗が露わになってきた。法に訴えるのは次善の策で、社会に自浄作用が働くことが最善なのだが、もはやタガが外れて機能しない。加藤官房長官は山田真貴子前広報官のNTT接待疑惑はもう政府に無関係な人なので調査しないなどとは白々しい隠蔽答弁をしている。そんな狡い言い抜けが通るようでは自浄作用は期待出来ず、自己調査などとても信用できない。検察にも忖度病があるのか、金額が小さいから?と動きは鈍い。
 巧みな情報操作と隠蔽工作で煙に巻かれたとしても最終的な責は容認してきた国民にあると思う。
 腐敗を糾弾することも重要だが一番重要なのは腐敗を食い止めることだ。非難糾弾しても埒があかない時は、選手交代させるのがいい。
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