駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

まん延等防止措置の意味と効果は?

2022年02月21日 | 医療
            

 まんぼうと呼ばれるまん延等防止措置はどの程度効果があるのだろう。その有効性は検証されているだろうか?、曖昧だ。やってる感の演出もあるのではないか?、(演出は効果があるから採用される)。
 第六波は頂点を過ぎたなどと言われているが、検査数が不十分で陽性率も高く死者数は減っておらず、その科学的な根拠は薄弱だ。波には頂点があり通りすぎるものだが、第六波の形は不明だ。尾身さんピークアウトなどと話を逸らさず、あなたこそピークアウトしていただきたい。
 日本の感染者数は世界で19位前後、百万人当たりの死亡者数は14位前後で、インド、韓国、台湾、中国よりも多い。決してうまく制御できているわけではない。
 科学というのはデータがなければはっきりしたことは言えない。政治家は不十分なデータと思惑で物を言い、言い募ればそれが通ると思っているのだろうか。
  大阪の死者数は東京の二倍以上だ。忖度なく事実を見つめるのが科学、大阪の失政から学びこれからに備えるのが厚労省の仕事だと申し上げたい。

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