目から鱗
2011年03月21日 | 本
あんまりベストセラーは読まないのだが、多少経済学というか経済に興味があり、本屋で見かけた「デフレの正体」藻谷浩介著を購入して読んでみた。
目から鱗が落ちた。何だかどうも藻谷さんの言っていることは正しそうに思える。数字を読んでゆくと成る程と腑に落ちる。それにしても、なぜこんな簡単明瞭なことを、数多居る経済学者や経済評論家は気が付かなかったのだろうか?それともわかっていたのだが、初歩的な指摘で声高に言うことでもなかったなどと得意の煙幕を張るのかな。
どうしようもない生産人口年齢の減少はよく考えれば十年二十年先からわかっていたことなのだ。どうすればよいかは、なかなか難しいというか苦し紛れのところもあるが、私にもできそうなこともある。高齢者の消費という面では私はというか私の連れ合いはいくらか貢献している。これからもしてゆけると思う。
多分 必要欠く事の出来ない消費と仰せと思う。
必要かくべからざる物を購入してくれています。