駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

診療だけだったらどんなに楽か

2013年04月18日 | 医療

                  

 三寒四温がだんだん温から暑にまで達するようになった。今朝は駅まで歩いたら汗ばんでしまった。もう寒い日は来ないだろうと思うが、最近は油断できない。

 医者になって驚くことは医学部の授業で習わなかった業務が非常に多いということだ。特に開業医として独立すると役所や医師会への届け出書類に主治医意見書、訪問介護指示書、生活保護者の病状報告、診療レセプトチェックなどなど事務作業が労働時間の15%?を占める。実際には毎日一時間程度なのだが、心理的には四分の一くらい事務作業をしている感じがする。苦手と言うか才能のない分野なので負担に感じてしまうのだ。純粋の診療だけだったらどんなに楽かと思う。

 今日は木曜日なので、朝昨日届いた郵便物を十数通開封チェックした。たかだか十数通でもハサミで封を開け、ざっと目を通すのに十五、六分掛かる。返事が必要な物がなくてほっとした。

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