駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

コンクリートの街

2010年02月08日 | 
 内科学生涯教育講演会でコンクリートの街、大阪へ行ってきた。同じ大都会でも東京は結構緑が多いのだが、大阪は少ない。大阪人になんやと睨まれそうだが、いつ来てもコンクリの街の印象が抜けない。
 曾根崎通りから中之島界隈まで、タクシーは路が空いていると見るやぐんぐんスピードを上げ、ビル群の中を回り込んで進む。ビルを近くで見ると斬新で洒落た造りが多く、それぞれに意匠を感じる。
 ちょっと外れた福島界隈を散歩すると、飲食店に派手な看板の文字がハヤシライス700円、カツライス1100円、刺身盛り380円、鯨の寿司・・と踊り、臆面なく饒舌に誘う。
 ごみごみした活力の中にどこか殺伐としたものを感じてしまうのだが、いざ言葉を交わせば柔らかく温かい気配りがある。あざとそうな橋下知事も身近ではまた違う印象なのだろうか。
 圧倒される多彩なデパ地下の食堂街に食い倒れを感じながら、又来るでと大阪を後にしたことだ。 
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